梅雨入りしたとたんの 土砂降り  ~短期集中型?~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

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      ☔ 梅雨入りしたとたんの 土砂降り ☔                          ~短期集中型?~

 

 

シトシトと雨が降り続く、というのが梅雨の印象でした。

湿気を含んだ空気も、何となくひんやりとして肌寒く、

小さなころは、暖房器具が欲しいくらいだったことを覚えています。

梅雨の最後のころには大雨が降って、

そして、夏がやってきたのでした。

 

それがいつのころからか、

梅雨入りの前に暑い日がやってきて、

梅雨時は蒸し暑く、

そして、雨の降り方も激しくなったようです。

 

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梅雨とは、

「6月ごろの長雨の時節。また、その時期に降る長雨」とあります。(『大辞泉』)

そもそも、長雨、でした。

 

「暦の上では入梅(にゅうばい・つゆいり)・出梅(しゅつばい・つゆあけ)の日が

決められているが、

実際には必ずしも一定していない」ともあります。

毎年、梅雨入りや梅雨明けがいつになるかは気になるところですが、

暦の上では、「太陽黄経が80度」の時を入梅と言うそうです。

今年は6月10日でした。

 

そして、梅雨は「夏の季語」です。

シトシトと降り続く雨にうっとおしさを感じることもありますが、

そのような雨は、風情を醸し出すものでもあります。

梅の雨、五月雨、など梅雨にまつわる美しい言葉もたくさんあります。

 

梅雨の時は、

はっきりと季節を感じる時でもあり、

梅雨の雨は、稲作にも飲料水にも欠かせません。

このように自然に生かされている、ということを実感できることは、

人が生きていく上での豊かさに通じるように思います。

自然に触れることの大切さを、

維摩会 春秋館で教えていただきますが、

このような季節の変化は、

どんな都会でも触れることができる、大きな自然、に違いありません。

 

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今日は、

大雨の警戒レベル3、になりました。

梅雨入りしたとたんの、土砂降りです。

梅雨は、短期集中型に変わっていくのでしょうか。

 

いまのところ、

幸い、JRが遅れているくらいの影響で済んでいますが、

ほどよい梅雨の雨が降ってくれるといいなぁ、

と思うのでした。