主婦業も 子育ても 立派な社会貢献
~社会からの隔絶館~
産休育休が終わって、久しぶりに出勤してきた同僚、
入れ替わりに、
産休に入ります、とメールでご挨拶があった同僚、
このところ、職場はおめでた続きです。
とはいえ、
お母さんになるというのは大変なことで、
職場復帰した同僚は、仕事を続けることに迷いはなかったようですが、
この度産休に入った同僚は、
仕事を続けるかどうか、まだ決めかねていました。
産休とは、
正式は、産前産後休業、といいます。
出産前には、本人の申し出により、6週間前から休業が認められますが、
これは申告制ですので、出産直前まで勤めることできるのだそうです。
しかし、
産後休暇は、6週間は仕事に就くことはできません。
希望すれば、8週間まで休業が認められます。
その間、お給料はなく、
健康保険からの出産手当金が支給されます。
育休とは、
育児休暇といい、原則1歳未満のこどもを育てるための休業です。
育児・介護休業法 に定められており、
勤め先にそのような制度がなかったとしても、
勤め先に申請すれば、勤め先は認めなければいけないようになっています。
産後パパ育休 の制度は、
やっと令和4年10月にできたのでした。
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社会から隔絶されたようになってしまうから、勤めに出たい、
と言っていた同僚がいます。
専業主婦ではなくて、仕事がしたい、
と言っていた知り合いがいます。
しかし、
主婦業も子育ても、立派な社会貢献である、と、
維摩会 春秋館で教えていただきました。
内助の功、という表現があります。
内助とは、「内部からする援助」のことで、
内助の功とは、
「が夫の外での活躍を稲の中にあって支えること」で、
夫の仕事は、家で支えている妻の功績、なのです。
供働きが増えてきてから、
内助の功、という言葉を聞く機会も減ってきましたが、
家の中がしっかりと整えられていることが、
外で働く夫の、基本的な力になっているということなのです。
共働きが増えてから、
昼間は保育園に通う子供が増えています。
こどもが、すくすくと育つには、
特に小さい頃は、お母さんがそばにいてくれることが大切ですが、
なかなかそうもいきません。
お母さんもお母さんも、そのご家族も
そして何より社会全体が、
主婦業や子育てがあるからこそ、社会が成立しているのだ、
との認識を持つことが必要なのだ、と思ったことでした。