山あり谷あり の人の列   ~欧米人と日本人~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

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        ⛰  山あり谷あり の人の列  ⛰                        ~欧米人と日本人~

 

 

今日も、新幹線を使いました。

今日は自由席、なるべく空いているところと、一番遠い1号車までホームを歩きました。

乗車口には、人がたくさん並んでいます。

1号車まで行くと、それでも少し人数が減っていました。

列に並んで、2号車の方を眺めました。

 

ざっと、30人ぐらいが並んでいる様子です。

そして、半分以上外国人、たぶん欧米人です。

家族旅行や何人かのグループのようで、すぐにわかります。

背が高い、のです。

頭一つ抜きん出ている集団があり、

その前後に、谷間ができていて、そこには日本人が並んでいます。

人の列が、背の高い部分と、背の低い部分と、分かれて見えるのです。

山あり、谷あり、の人の列です。

 

山の部分の外国人、

髪の毛がプロンドや茶色で、顔立ちもホリが深いです。

そして、胸元あたりから見えているひときわ背の高い男の人が数名、

スキンヘッドにサングラス、くろいTシャツを着ています。

私には、あまり見慣れない雰囲気の人たちで、

ちょっと戸惑いを覚えるくらいでした。

 

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下車駅です。

改札を出て、信号のところで止まると、

前には家族連れの外国人観光客らしき人達、

そして、後ろにも外国人です。

あら、日本人、私だけ?

 

信号が青になり皆が歩き出しました。

少し前に、黄色の旗が高く掲げられました。

団体旅行の皆さんの真ん中に、私が入ってしまったようでした。

ここでは、列の谷間をつくっているのは、

外国人の子供と、日本人の大人の私です。

 

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外国人に比べると、

日本人は昔から年齢よりも若くみえていたようです。

小柄なことと、童顔にみえることがその原因かもしれません。

最近は、世界的にも童顔が増えたと、

維摩会 春秋館でお聞きしたことがあります。

身長は、日本人も戦後のころから比べると高くなってはいます。

それでも、

日本人は、小柄で童顔の雰囲気があるに違いありません。

 

欧米人と日本人との列を見ていて、

小柄であることや童顔にみえることが、

日本人としての良い雰囲気を作り出す 一つの要因になるのではないか、

と思えてきたのでした。