だいこん いっぽん ~使い切りレシピ と わらべ歌~
立派な大根を一本、いただきました。
大根の葉っぱは、細かく刻んで炒めてから、お醤油で味付けをします。
葉っぱに近いところの大根は甘みがあるので、大根おろしに使います。
後は、お味噌汁に入れたり、煮物にしたり・・・。
まだ、大根は半分残っています。
何にしようかと、検索してみました。
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定番の煮物、炒め物、サラダ、
使い切りレシピと称して、簡単に作れるレシピがたくさんあります。
しかし、何となくピンときません。
王道で、しかも一番手間いらず、
残りは、ふろふき大根にしました。
だいこんいっぽん で検索したところ、
わらべ歌がありました。
乳幼児の保育用で、歌いながら親子で一緒に遊べるようになっています。
「だいこんいっぽんかって(こうて)きて・・・」と始まるもの、
「だいこんいっぽんぬいてきて・・・」と始まるもの、とがありました。
その後は、きれいに洗って、水を切って、お塩をふって、たるにつけ、食べる、
という流れの歌です。
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晩ご飯、
ふろふき大根にしてよかった、と思いながらいただきました。
柚子みそが冷蔵庫にあったので、これも手間いらずだったこともありますが、
なにより、大根の甘さが格別です。
大根をつくっているのは、退職したおばさまです。
自宅で食べるだけの畑のため、無農薬で作っています。
しかも、自宅は山間部にあるため、朝晩の冷え込みもあり、
きっと甘みが増すのかもしれません。
大根は、畑から抜いて、持ってきてくださいました。
実家で野菜を作っていた時には、虫だらけになっていました。
虫がつかない野菜は、見栄えはきれいですが、畑でつくると農薬使用になります。
今は、虫がついていない大根をお店で買って(こうて)食べる、というのが多いのでしょう。
維摩会 春秋館でも農薬や野菜の話しをお聞きしたことがあります。
実際に無農薬野菜を作るのは、なかなか大変なことですが、
いただいた大根のような野菜をたくさん食べることができたら、
身体も喜ぶだろうなぁ、
と思いながら、晩ご飯にいただきました。