お給料が安くて仕事がきついけど・・・ ～職場を選ぶ動機～
知り合いのお嬢さんが、薬学部で勉強しています。
以前お会いした時、薬学部が6年制になっていると教えてもらったのですが、
また、お話しする機会がありました。
前回会った時は、まだ夏休み前でした。
薬局の実習に行っているとのことでしたが・・・。
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今は、病院の実習に行っています。
病院内にある薬局です。
いわゆる薬局と何か違う？
ものすごく、忙しいです。
なんか、慌ただしいくらいです。
何が違うの？
う～ん、他の部署とのつながりがあったり、入院患者さんの対応があったりと、
とにかく、いろいろとすごく忙しいです。
じゃぁ、院内薬局のほうが、お給料もいいのかなぁ？
それが、院内の薬局の方が、一般的にお給料は安いんですよ。
忙しくて、お給料が安くて、仕事内容も同じ調剤だったら、
病院にお勤めしたい人はいるのかしら？
はい、結構います。
病院なので、お医者さんや看護婦さんなどと直接に話しができたり、
患者さんとも、距離が近いです。
やりがいがある、とも言えます。
公立の病院か、民間の病院かによってもいろいろ違うようですが、
大学病院に勤めている、というネームバリューみたいなものもあって、
親に、大学病院に勤めた方がいい、と言われる人もいるようです。
今は、
院内薬局のほうが、なんというか、システムがあまり整っていないようにも感じていますが、
まだまだ勉強中ですけれど・・・。
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少し失礼な質問をしてしまったかな、と後悔しましたが、
ハキハキと明るく説明してくれました。
薬剤師希望だったり、薬の開発に関わりたいという学生さんたちですので、
もともと役に立ちたいという気持ちは大きい人たちですね。
自分の職場を選択する動機は、お給料や仕事量ばかりではありません。
人間関係が悩みの種になることが多い、と維摩会 春秋館でお聞きしたこともあります。
薬剤師さんの24時間勤務の体制のことも前回聞いていました。
次に会う機会があったら、
どのような職場に行きたいのか聞いてみようかなぁ、と思いました。
将来が楽しみなお嬢さんです。