助け は 必ずやってくる  ~自分の魂が自分を助ける~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

         ~今・ここへ~

                  

 

 

       神社  助け は 必ずやって来る 神社                   ~自分の魂が自分を助ける~

 

 

いつものように PCを立ち上げたところ、

「インターネットに接続されていません」の画面。

 

PCオンチの私には、何が原因なのかわからず、

とりあえず、電源を落として、もう一度立ち上げてみました。

今度は繋がりました。

                                               

ところが、午後に、また接続不良。

オンライン会議などの時だったら困るなぁ、と

サポートデスクに行くことにしました。

 

いくつか考えられる理由を提示してくれて、

とりあえず、今、接続しています。

なんとか助かりました。

 

****************

 

大国主神は、スクナビコナノカミという相棒の助けを得て、国作りを始めましたが、

仕事半ばにして、スクナビコナノカミは常世の国にお戻りになってしまわれました。

 

私一人で、どのようにしてこの国作りができようか。

どなたの神かと協力して、この国作りができないだろうか・・・。

 

大国主神がお困りになられた時、

海を光らせながら、近づいてくる神さまがおられました。

その神さまは仰せになられました。

 

私を祭るならば、協力してこの国作りを完成させよう。

もしそうしなければ、国は成りがたいでしょう。

 

大国主神はお尋ねになられます。

 

どのような形でお祭りしたらよいのでしょうか。

 

倭(やまと)の国を青々とめぐっている緑の、東の山の上に祭り、身を清めてお仕えしなさい。

 

この神さまが、御諸山(みもろやま 奈良県三輪山)の上に御鎮座の神さまなのでした。

 ~この神さまは、オオモノヌシノカミです。

  『日本書紀』では、大国主神の別の名前、

  オオアナムジノカミの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)と伝えられています。~

  (参照:『新潮日本古典集成 古事記』 「大国主神 御諸山の神を祭る」)  

 

こうして、

オオモノヌシノカミをお祭りすることによって助けを得て、

大国主神は国作りを成し遂げることができたのです。

 

****************

 

神道に、一霊四魂(いちれいしこん)という考えがあります。

霊魂は、一つの霊と四つの魂から出来上がっているとみる見方です。

 一霊=ナオビ(直霊)といって、魂を統括します。 

 四魂=霊魂の働きによって、

    荒魂(あらみたま)・和魂(にぎみたま)・幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)

     の四つに分類されます。

    猛々しい働き・穏やかな働き・幸せをもたらす働き・病気を治す働きなどで、

     それぞれの働きは補完し合っています。

 

自分ひとりの在り方にも、落ち着いたところや荒々しいところがあります。

みんながそろえば、落ち着いた人もいれば、勢いあふれる人もいます。

そうして、それらはお互いに助け合い、ひとつにまとまっています。

 

日常の生活でも、一霊四魂のような関係が見いだされそうです。