助け は 必ずやって来る ~自分の魂が自分を助ける~
いつものように PCを立ち上げたところ、
「インターネットに接続されていません」の画面。
PCオンチの私には、何が原因なのかわからず、
とりあえず、電源を落として、もう一度立ち上げてみました。
今度は繋がりました。
ところが、午後に、また接続不良。
オンライン会議などの時だったら困るなぁ、と
サポートデスクに行くことにしました。
いくつか考えられる理由を提示してくれて、
とりあえず、今、接続しています。
なんとか助かりました。
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大国主神は、スクナビコナノカミという相棒の助けを得て、国作りを始めましたが、
仕事半ばにして、スクナビコナノカミは常世の国にお戻りになってしまわれました。
私一人で、どのようにしてこの国作りができようか。
どなたの神かと協力して、この国作りができないだろうか・・・。
大国主神がお困りになられた時、
海を光らせながら、近づいてくる神さまがおられました。
その神さまは仰せになられました。
私を祭るならば、協力してこの国作りを完成させよう。
もしそうしなければ、国は成りがたいでしょう。
大国主神はお尋ねになられます。
どのような形でお祭りしたらよいのでしょうか。
倭(やまと)の国を青々とめぐっている緑の、東の山の上に祭り、身を清めてお仕えしなさい。
この神さまが、御諸山(みもろやま 奈良県三輪山)の上に御鎮座の神さまなのでした。
~この神さまは、オオモノヌシノカミです。
『日本書紀』では、大国主神の別の名前、
オオアナムジノカミの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)と伝えられています。~
(参照:『新潮日本古典集成 古事記』 「大国主神 御諸山の神を祭る」)
こうして、
オオモノヌシノカミをお祭りすることによって助けを得て、
大国主神は国作りを成し遂げることができたのです。
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神道に、一霊四魂(いちれいしこん)という考えがあります。
霊魂は、一つの霊と四つの魂から出来上がっているとみる見方です。
一霊=ナオビ(直霊)といって、魂を統括します。
四魂=霊魂の働きによって、
荒魂(あらみたま)・和魂(にぎみたま)・幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)
の四つに分類されます。
猛々しい働き・穏やかな働き・幸せをもたらす働き・病気を治す働きなどで、
それぞれの働きは補完し合っています。
自分ひとりの在り方にも、落ち着いたところや荒々しいところがあります。
みんながそろえば、落ち着いた人もいれば、勢いあふれる人もいます。
そうして、それらはお互いに助け合い、ひとつにまとまっています。
日常の生活でも、一霊四魂のような関係が見いだされそうです。