佐々木監督のなでしこジャパンの冒険が終わった。

オリンピック出場を果たせなかったことから様々な人が様々なことを言うが、夢を見させてくれた監督と選手たちには感謝しかない。

うまくいかなかった人をなじるのは簡単だ。
短絡的にはパスミスが多すぎたこと、守備が安定しなかったこと、予選前に国際試合を組まなかったスケジュールの問題など様々な要素があるが、終わった後になら誰でも言える。
彼女らが大きな目標に突き進んで、サッカーに向き合い、感謝と笑顔を忘れずに戦ってきた事実は変わらない。

「選手同士が批判し合ってバラバラ」
「チャラチャラして真面目にやらない若手がいる」
「監督と選手に溝がある」
など、勝てないとここぞとばかりに面白おかしく記事を書かれるが、北朝鮮戦後に笑顔と涙で抱き合う選手たちや監督・選手のインタビューを見ると、真実がどのようなものかは察しがつく。
それは女子サッカーをずっと応援している人なら分かるはずだ。

そしてなでしこは生まれ変わる。

寂しいけれど、これまでのなでしこには別れを告げて、あらたな戦力と共にまた歩き出さなくてはいけない。
大切なのはそれを支えるのは我々サッカーファンだと言うことだ。

稀代の名キャプテンが言ったように、女子サッカーがブームではなく文化になるよう、選手とファンが一体となってその道筋を作っていかなければならない。