違うと言ったって変わる訳でもないから、黙って受け容れる事実、要らないと捨てても後をついてくる後悔、そしてまた誰もいない部屋に独り、あの時変えることができたら、違っていたかもしれない、そしてまた後悔に染まってしまうのでした。
またかと言われても変わることができないから、堕落を貪り続ける、吐き出すのは反吐と悪意だけ、それでもまだ呑み続ける苦汁と怒り、この瞬間爆発したら粉々になるだろう、己を自虐して後悔する、そしてまた眠れぬ夜を過ごすのでした。
正しいとは何なのか分かるまで続く地獄、青臭い独り言に吹き出す始末、欲しいと言っても与えられないどかもどかしさ、そしてまた這いつくばる、この瞬間を変えてくれたら変わるかもしれない、そんな妄想を描いて部屋を出ていくのでした。
またかと言われ続けられる毎日に飽きる、自然と滲み出てくる苦しさ、世界が悪いのだと決めつけて、そしてまた誰もいない部屋で戦っている、この世界を爆発できたら、きっと素晴らしい星々になるだろう、そしてまた夜通し星を眺めるのでした。
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