思わせぶりな態度について、 | watabeのブログ

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日記で御座います。

 

 

散々焦らして、やっと開いて見せた箱に中には結局何にも入ってなくて、途端に湧き立つ苛立ちが顔の中央に集まると、針のように飛び出す私の視線、意地悪そうに笑うあなたの顔に突き刺さると、私の中の針の山、ゆっくり萎れて項垂れて、ササクレた表皮が広がると、何かが擦れるようにザラザラと未練がましく顔を背けてしまうのでした。

 

空の箱を閉じてニヤニヤ笑うあなたの顔は、何だか思わせぶりな表情でカラカラと箱を揺するので、途端に湧き立つ何かの期待、ササクレた管に流し込まれると、ミミズのように膨れだす私の中の血管が、ドクンドクンと頷きだして、早く早くと急かすので、赤とピンクに染まった表情、誰かが舐めてしまったようで、狂ったようにヌメり出してしまうのでした。

 

散々焦らして、やっと開いて見せた箱の中には、結局何も入ってなくて、途端に引いてしまう熱い血潮、末端の先から順に冷えていき、凍みてしまった脳みそが、悪意の根源を記録すると、私の中の血の池が、ブクブクブクと沸き立って、無感情になってしまった表情に一気ぶっ掛けてしまうと、何かが爛れてしまったようで、デラデラと恨めしくテカってしまうのでした。

 

空の箱を閉じてクスクス笑うあなたの顔が、なんだか人間のようには見えなくて、コロコロ変わる表情に、一体何なのかと問いてみましたが、途端に切り捨てられてしまう淡い期待、ずたずたに切り裂かれて捨てられて、千切られたミミズのようにのたうつと、ビクンビクンと感じてしまう私の中の悪意、早くしないと逃げられてしまうと、黒く染まった心の奥から誰かが叫ぶと、狂った時間がヌメヌメと始まってしまうのでした。

 

よくわかりませんが、
そんな日もあるのでしょうか、
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