ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
台風による大雨の被害、
皆様の地区は大丈夫でしょうか。
宇宙飛行士 野口聡一さんの本、
の内容を紹介・解説しております。
今回は、
前回のブログの内容を、
もう少し深堀りするような形で、
解説をいたします(^^;
本書から引用します。
僕たちは、
子どものころには
学校という組織の中で、
大人になってからは
会社という組織の中で、
社会的な生き物になるよう
教育されています。
常に、
他者との関係性によって
自分を位置づけ、
他者から与えられた
目標に応えることを
求められ、
他者と比較され
評価され続け、
いつしか自分でも、
自分自身を相対的に
評価するようになります。
多くの人は、
他者の目の中に
映っている姿を見て、
自分がどのような人間なのかを
認識し、
自分の価値や存在意義を
確認し、
他者から与えられた目標を
こなすことで
精神的な安定を得ているのです。
そうですね・・・
人間は、やはり社会的な生き物ですので、
他者との関係性の中で自分を位置づけ、
それによって、安定を得るというのは、
現実、あると思います。
「個」を貫くということは、
よほど自分を持っていて、
強い人でないと、
なかなかできないわけであって(^^;
「一生懸命仕事に取り組み、
成果を上げる」
「大会で優勝する」
「賞をとる」・・・。
こうした目標の大半は、
他者から与えられたものです。
他者から与えられた目標を
こなしているとき、
その競技や仕事が
好きだという思いと同時に、
「他者から評価されたい」
という強い欲望も
あるはずです。
・・・正直、ありますね(^^;
この本には、
マズローの欲求5段階説が、
詳しく紹介されていますが、
その5段階の中の、
「承認欲求」というやつですね。
やっぱり、
人から評価されたり認められれば、
嬉しいというのは、
まぎれもない事実であります。
(少なくとも私は(^^;)
そして、
他者から与えられた
目標や評価は、
他者があなたの前に
ぶらさげている
ニンジンであるともいえます。
もちろん、
他者がぶら下げた
ニンジンを追いかける行為も
無駄ではありません。
社会の中で生きている
僕たちが
自分のアイデンティティを
築くうえで、
「他者から必要とされている」
「他者から価値がある存在だと
認められている」
「社会の中に
自分の居場所がある」
と感じることは、
非常に重要です。
そうですね~。
他者から与えられた目標や評価は、
他者がぶらさげた「ニンジン」というのは、
ずいぶん辛辣な表現ですが(^^;
でも、たとえ、
ぶらさげられた「ニンジン」だとしても、
やっぱり、他者から必要とされたり、
認められたり、
居場所を感じられるというのは、
大切ですし、
自信にもつながると思います。
また、
ニンジンを追いかけて
何かに打ち込み
努力を重ねた時間は
尊いものであり、
そこで経験したこと、
身につけたものは、
必ず力になるはずです。
ニンジンを追いかけて、
何かに打ち込んでみる経験は、
決して無駄にはならず、
その後の人生の糧になると思います。
特に若い頃には(^^;
でも、
他者から与えられた
目標に追われ、
他者の評価や
他者との関係性だけをもとに
自分のアイデンティティを
築いてしまうと、
自分が本当に
達成したいことを
自分で見出すこと、
自分のアイデンティティを
自分一人で築くことが
難しくなります。
すると、
他者からの評価や目標、
他者との関係性、
他者から与えられた役割などが
失われたとき、
自分のアイデンティティや
目標を見失い、
寂寥感や喪失感を
抱くことになります。
そうなんです。
他者の評価や
他者との関係性「だけ」をもとに
自分のアイデンティティを
築いてしまうと、
つまり、
自分と向き合うことをしないと、
自分を見失ってしまうんですね(^^;
他者の評価や関係性は、
移ろいやすく、変化します。
相手の価値観にもよるし、
いい時も悪い時も、あるわけです。
組織では、世代交代の波も
必ず押し寄せます。
もちろん、
他者の評価や良好な関係性も、
あるに越したことはありませんし、
大切なことではありますが、
ただし、
それだけに「依存」していると、
いずれ、行き詰まってしまうんですね。
だからこそ僕は、
みなさんに、
自分のアイデンティティや、
どう生きるかの
方向性や目標を
他者に決めさせず、
追いかけるべきニンジンを
自分で作ってほしいのです。
自分がどう生きれば
幸せでいられるか。
その答えは必ず、
自分の中にあるはずです。
ニンジンを自分で作る・・・
特に、いろいろな経験を重ねてきた、
人生の中盤以降は、
追いかけるべきニンジンを
自分で作る必要がでてくると思います。
そのニンジンとは、
言い換えれば、
「自分がどう生きれば
幸せでいられるか」
ということですね(^^)
その答えは、
自分の中にあるはず、
なのですが、
では、いったい、
どうすればそれは見つかるのか?
それを見出す手がかりとなるのは、
・自分は何が好きか
・自分には何ができるか
・自分は何を大事にしているか
の3つである、
そして、
自分一人で自分のアイデンティティを
築くためには、
次の3つのステップが
必要だということです。
ステップ1
「自分の価値と存在意義」
を自分で決める
ステップ2
自分の棚卸しをし、
最後に残るものを見極める
ステップ3
これまでの選択、
人生に意味づけをする
・・・なるほどです。
それぞれのステップに関しては、
本書に詳しく述べられていますので、
興味のある方は、
是非、本書をお読みください!
なお、
自分で作る「ニンジン」というのは、
本書の後半部分では、
「夢」という形で出てくるのですが、
では、
野口聡一さんの考える
「夢」とはいったいどんなことなのでしょうか。
・・・次回、
紹介させていただきますね(^^;
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
次回に続きます・・・
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おまけ写真集(^^;
久しぶりに宮音(みやお)くん登場です。
夏は暑いせいか、
このポーズが多くなります😸
おっぴろげ~
飛んでます!
いつも笑かせてくれて有り難う😊