ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

近内悠太さんの著作、

世界は贈与でできている

 

「世界は贈与でできている」近内悠太著書

 

から、

私の印象に残った箇所を、

紹介・解説しております。

 

今回で3回目になります(^^;

 

前回、

「贈与」というものは、

贈与とは気づかないだけで、

実は、日常に溢れている・・・

 

というところで終わったので、

その続きになります(^^;

 

ヤマザキマリさんの漫画

「テルマエ・ロマエ」

を通じて、

その考え方が分かりやすく

述べられていますので、

紹介したいと思いますが、

 

皆さんは、

「テルマエ・ロマエ」

ご存知でしょうか?

 

私は原作の漫画は

読んだことはないのですが、

阿部寛さんが超ハマり役(笑)の、

映画は観たことがあります。

 

古代ローマ帝国の技師であるルシウスが、

現代日本にタイムスリップする

話なのですが、

 

そのルシウスのリアクションが、

いちいち笑えるんですね(^^)

 

たとえば、

トイレのウォシュレットを使うと、

大感激!

 

自動でフタが開いたり、

音楽が流れたりすると、

「何人の奴隷を使っているのだ!」

と戦慄したり(笑)

 

現代文明の利器に触れる度に

驚嘆する様子が、

とても面白いのですが・・・

 

本書から引用しますね。

 

 

ルシウスは、

現代を生きる僕らに

何が与えられているのかを

教えてくれます。

 

ルシウスが見て驚くもの、

驚く対象。

 

それは、

古代ローマには

存在していなくて、

現代においては

存在しているものの

およそすべてです。

 

それらは、

僕らが気づかぬうちに

受け取っていた贈与なのです。

 

なぜなら、

古代ローマには

存在しなかったということは、

この世界に初めから

あったわけではないものです。

 

ということは、

歴史の過程で、

それらを生み出した誰かがいる

ということになります。

 

だとすれば、

それは誰かからの

僕らに宛てた

贈り物と言えます。

 

そして、

その対象物が存在しない世界、

与えられていない世界から

やってきてしまった

主体であるからこそ、

 

それが

「ただそこにある」だけで

ルシウスは驚くのです。

 

つまり、

ルシウスの目には

そこにあるあらゆるものが、

あるはずのないもの、

あってはならないもの

=アノマリーに映るのです。

 

そして、

そんなアノマリーだからこそ、

彼の目には

それが自分宛ての贈り物に

見えてしまったのです。

 

(中略)

 

僕らの目には

贈与に見えなくても、

ルシウスの目には

それが贈与に見えるのです。

 

そして、

それがあって

当然のものではなく、

驚くに値するものであると、

態度や行動で示すこと。

 

ルシウスは、

それがそこにあることが

当たり前ではないという

極めて単純で、

極めて重要な事実を

告げるために、

 

そして

それだけのために

古代ローマからこの現代に

召喚される。

 

 

なるほど・・・

 

私たちはふだん

なかなか自覚できませんが、

 

たしかに、

ウォシュレットをはじめ

現代文明というものは、

過去の誰かからの贈与で

成り立っているともいえるわけで・・・

 

 

何気ない日常の中で、

あふれている無数の贈与

(のありがたみ)

は隠されています。

 

それらは

「あって当たり前」

であって、

それが無ければ

僕らは文句を言う。

 

コンビニの陳列棚の商品、

自動販売機、

部屋の空調設備、

電車の定期運行、

あるいは

衛生環境やインフラ、

医療ーー。

 

逆説的なことに、

現代を生きる僕らは、

何かが「ない」ことには

気づくことができますが、

 

何かが「ある」ことには

気づけません。

 

いや、正確には、

ただそこに「ある」

ということを

忘れてしまっているのです。

 

だから僕らは

「ただそこにあるもの」

を言葉で述べることが

できません。

 

それはすなわち、

それらが

与えられたものであること、

それがただそこに

存在するという事実が

驚くべきことであること、

 

そして、

もし失われてしまえば

心底困り果ててしまうことに

気づくことが

できないということです。

 

だから、

「テルマエ・ロマエ」の中で、

ルシウスはその逆を

行うのです。

いちいち驚嘆するのです。

 

ルシウスは

「そこにあるはずのない

ものがある」

という単純な事実を

僕らに

伝えてくれているのです。

 

 

そうですね・・・

 

私たちは失ってはじめて、

その「有難み」に

気づくところがある。

 

言い方を変えれば、

失わないと、

なかなかその「有難み」に

気づくことができない。

 

 

僕らにとっては

「あって当たり前」

であり、

それらが失われた状況を

念頭に置いて

生活することができません。

 

大きな災害の後には、

少しの間はその有難みを

実感できますが、

 

生活が日常に戻って

しばらくすると、

その有難みはしだいに薄れ、

忘れてしまいます。

 

他方、ルシウスは

そもそも

「それが無くて当たり前」

の世界を生きていて、

それが「ある」という状態を

想像することすら

できません。

 

だから彼は真剣に、

過剰なまでに驚くのです。

 

そんな言語ゲームの

他者だからこそ、

僕らの言語ゲームの中で

透明になって

しまっているものを

可視化させることが

できるのです。

 

それはつまり、

僕らが子供のころ、

この世界を初めて見た時に

感じたであろう

センス・オブ・ワンダーを

再演してくれているのです。

 

 

現代にタイムスリップしてきた

古代ローマ人ルシウスの

感じ方というのは、

私たちの子供のころの感覚。

 

センス・オブ・ワンダー。

 

たしかに、

子供のころは、

初めて見るものすべてが、

新鮮で驚きに満ちていたような・・・

 

はっきりとは覚えていないのですが、

うっすらと、そんな記憶があります(^^;

 

 

そして、

その身振りは

「君たちはこんなにも

多くの素晴らしいものを

持っている」

という

ルシウスからの祝福の声に

聞こえます。

 

ルシウスがこの世界と

初めて出会う姿を見て、

僕らはこの世界と出会い直す。

 

逆説的思考とは、

世界と出会い直すための

想像力のことでした。

 

世界と出会い直すことで、

僕らには実は多くのものが

与えられていたことに

気づくのです。

 

 

「世界は贈与でできている」

つまり、

実は僕らには多くのものが

既に与えられてる・・・

 

それに気づくためには、

 

想像力、初心、

子どもの頃の感覚を思い出す・・・

 

そして、月並みなようですが、

やはり「感謝」の気持ちを

忘れないことでしょうか。

 

それが世知辛い世の中で、

幸せに生きるヒントになるような

気がします😊

 

 

 

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今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

次回に続きます(^^;

 

 

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おまけ写真集(^^;

 

金峰山・朝日岳・大弛峠の案内標識

 

大弛峠で車中泊して、

いざ金峰山へ!

 

 

霧深い森の登山道、金峰山への道

 

ううっ・・・

ガスってる💦

 

 

金峰山頂上へ続く岩場の登山道

 

岩場越えて・・・

 

金峰山頂上:ガスに覆われた岩場

 

乗り超えて・・・

 

朝日岳 標高2,579m 甲府名山

 

途中の朝日岳山頂、

ガスの中・・・

 

 

金峰山登山道、ガスで視界不良

 

よし、もうすぐ金峰山頂上か?


何も見えず・・・

 

 

金峰山頂上への登山道、ガスで霞む景色

 

この先か・・・

 

 

金峰山頂上への険しい岩場と登山道

 

巨石乗り越え・・・

 

 

金峰山頂上への巨石と登山道

 

おおっ、この先に・・・

 

 

金峰山頂上2,599m、甲府名山、山頂看板

 

金峰山頂上、着きました!

けど、何も見えず(^^;

 

 

金峰山頂上、ガスで何も見えず

 

晴れてれば絶景だろうに・・・

 

いつか、リベンジします(^^;

 

 

 

木造門と庭園、石灯籠

 

下山後、気を取り直して、

塩山地区の、まずは放光寺。

 

 

恵林寺の日本庭園と重要文化財

 

重要文化財の仏像などを

拝観することができます!

 

優しい住職が仏像の歴史などを

丁寧に説明してくださいます(^^)

 

その後、自由に拝観・・・

 

 

恵林寺の仏像と庭園

 

左手の収納庫に安置されていて、

間近で拝めます!

 

仏像好きにおすすめのお寺です(^^)

 

 

彼岸花と石畳、そして石材の台座

 

彼岸花。

 

 

恵林寺の赤門と石垣、緑の木々

 

そして、

甲斐武田氏の菩提寺として有名な、

恵林寺。

 

 

恵林寺の山門と石灯籠

 

立派なお寺です!

 

 

恵林寺の外観と日本庭園

 

こちらも日本庭園や

重要文化財の不動明王像が、

拝観できます(^^)

 

 

庭園の回廊と池

 

美しき日本庭園・・・

 

 

武田信玄の不動明王像 恵林寺

 

信玄公がモデルとされる、

不動明王像。

(これは宝物館の写真の写真ですが)

 

 

仏像と霧、寺院の絵

 

信長焼き討ち時の

快川禅師の言葉。

 

「心頭滅却すれば火もまた涼し・・・」

 

すざまじき境地ですね。