ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

首都圏の桜は、

満開のところが多くなってきました🌸

 

今回は、

カウンセラー東畑開人さんの

ベストセラー!

 

カウンセリングとは何か 変化するということ

 

カウンセリングとは何か 東畑開人 本

 

から、

私の印象に残った箇所を、

紹介・解説していきます。

 

この本、

売れてます!!

 

2026新書大賞も受賞して、

売れ行きに拍車がついた感もあります(^^)

 

東畑節で、

まるで小説を読むかのように

ぐいぐい引き込まれる

(事例の)物語的な魅力は、

今までの著作と同じく健在なのですが、

 

今回の本は、

それに加えて、

タイトルのとおり、

「カウンセリングとはなにか」

という問いに対して、

一般の方でもイメージしやすい表現で

定義がされています。

 

たとえば、

世の中には様々な

カウンセリングの手法がありますが、

それらは、

「生活」「人生」

のいずれかに焦点を置くかによって、

変わってくるといいます。

 

 

生活は物理的で、

身体的で、経済的です。

 

部屋が片付いていること、

エアコンが動いていること、

眠れていること、

通う場所があること、

お金がちゃんと回っていること、

 

そういうときに、

生活は成り立っていて、

日常はグルグルと

滞りなく回転していきます。

 

 

「生活」

 

私たちが日々生きていくために、

必要なことですね。

 

 

これに対して、

人生は文学的で、

演劇的で、

歴史的です。

 

僕らの心には

過去と現在と未来があって、

これらをつなぐ

ふんわりとした

物語の糸たちがあります。

(その中に緋(ひ)色の

糸も混じっている)

 

それらがきちんと

紡がれてるときに、

僕らは人生をしかと

歩んでいる感じがする。

 

今一緒にいる人を安心して

愛することができるし、

これから成そうとしている

仕事の意味を感じられる。

 

逆に、

糸がこんがらがると、

自分が人生の迷子に

なったように感じる。

 

「このままでいいのか」

という実存的な問いが

やってきます。

 

 

「人生」

 

この場合は、

生きる意味とか、

充実感のことでしょうか。

 

「生活」と「人生」

 

私の大好きな作家、

遠藤周作さんも、

同様に区別して定義していました。

 

それぞれ役割に違いがありますが、

生きるうえでは、

両方が大事だという考え方。

 

私もその影響を多分に受けています(^^)

 

カウンセリングのアプローチの仕方も

それぞれに違ってくるのですが、

 

「生活」に対しては、

「作戦会議」としてのカウンセリング。

 

「人生」に対しては、

「冒険」としてのカウンセリング。


になるといいます。

 

 

作戦会議としての

カウンセリングは

生活に関わります。

 

日常を立て直すこと、

毎日を維持すること、

現実を破局の脅威から

守ることを目指す。

生存を守る。

 

 

まずは生きていくための

「作戦」を

クライアントと一緒に

考えるということ。

 

たとえば、

眠れない日々が続いているとか、

うつ病になり休職した場合など、

現実的にどうするか、

といったことですね。

 

まずは「生活」が

きちんとできなければ、

はじまりませんので。

 

 

冒険としてのカウンセリングは

人生に関わる。

 

誰とともに生きるか、

何のために生きるか、

自分とはなにか。

 

今まで生きてきた物語を

つまびらかにし、

紡ぎ直すことが

試みられる。

実存に取り組む。

 

 

「冒険」としてのカウンセリングは、

「人生」について

クライアントの内省を促す

といったイメージでしょうか。

 

ここで、

東畑さんの考え方がすばらしいのは、

こちらの「人生」、

すなわち、

「冒険」としてのカウンセリングを

重視しすぎていないところだと考えます。

 

まずは、

「生活」の基盤があってのこと、

それがなければ

「人生」もへったくれもない(^^;

 

「生活」の基盤が出来ていない人に、

「冒険」を求めるような

実存型のカウンセリングをすることは

一種の暴力である。

 

同感です(^^)

 

まずは、

「生活」の基盤を整えたうえで、

次の段階で、

もしくは、既に整っている人が、

「冒険」としてのカウンセリングに

チャレンジする。

 

私も、それが適切だと考えます。

 

したがって、

クライアントの悩みを聞いたうえで、

「生活」「人生」

どちらにより多くの問題を抱えているのか、

 

カウンセラーはそれを

見極める力が問われるということですね。

 

ちなみに、

学派でわけると、以下のようになると、

東畑さんは定義しています。

 

 

学派単位で言うならば、

 

前者に含まれるのが、

認知行動療法や家族療法、

ブリーフセラピー、

支持的心理療法、

ソーシャルワークなどで、

 

後者には

精神分析やユング心理学、

人間性心理学などが含まれます。

 

 

この区分の仕方は、

私的にはとても腑に落ちました(^^)

 

ちなみに、

現代のカウンセリングと言えば、

前者の「作戦会議」の学派、

特に「認知行動療法」

が主流となっています。

 

いったいなぜ、現代は、

「作戦会議」の学派が主流なのか。

 

その理由を東畑さんはこのように

分析されています。

 

 

日本社会の大きな変化です。

 

70年代から90年代の

日本社会は

経済的に豊かで、

比較的安定していました。

 

生存がある程度は

保障されていたということです。

(もちろん、

そうじゃない人は多くいたにせよ、

全体の傾向として)

 

そういうとき、

人々は

「いかに生きるか」

という人生の問題に

取り組むようになり、

冒険としてのカウンセリングが

社会的に求められる

ことになります。

 

いわゆる「心の時代」です。

 

しかし、

2000年代以降、

経済の停滞や格差の拡大によって、

日本社会はどんどん

不安定な場所になっていきました。

 

人々の生存は

脅かされやすくなった。

 

すると、

シビアな日常を

「いかに生き延びるか」

に取り組む

作戦会議としてのカウンセリングが

必要になってくる。

 

 

・・・なるほどです。

 

2000年代以降、

「安心」「安全」ではなく、

「不安」や「不足」を

感じることの多い世の中、

つまり、

「余裕」のない世の中になったので、

 

「冒険」する「余裕」がなくなったと

いうことでしょうか。

 

そう考えると、

「生き延びる」ための、

「作戦会議」としてのカウンセリングが

主流になるのもうなずけます。

 

・・・しかし、やっぱり、

「いかに生きるか」

という実存に向き合うことこそが、

 

ほんとうの意味で

納得感のある「人生」を歩むことに

繋がるのではないか。

 

優先順位ですと、

まずは「生活」を整えることが

もちろん先決ですが、

 

次の段階では、

「人生」に向き合うこと、

も、

大切にしていきたいですね😊

 

(次回に続きます)

 

 

 

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今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

次回もこの本を紹介する予定です(^^;

 

 

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おまけ写真集(^^;

 

とりあえず資格試験が終わったので、

(発表はまだ先ですが・・・)

 

スギ花粉が猛威を振るう中、

山に行きまくっています💦

 

 

大山寺の彫刻と看板

 

大山寺。

力強い不動明王がいらっしゃいます!

 

 

大山寺の鳥居と本殿、狛犬

 

大山阿夫利神社。

ここからの展望もいいです!

 

 

大山山頂の景色と案内板

 

大山山頂は、

いつも混んでいます(^^;

 

 

日向薬師 仁王門の赤色金剛力士像

 

こちらは、

日向薬師の仁王門。

雰囲気ありますね~

 

 

日向薬師本殿:藁ぶき屋根と赤い旗

 

日向薬師。

藁ぶき屋根の

古風で立派な本殿!

 

 

日向薬師の赤いミツマタと本殿

 

丹沢は

ミツマタの季節です(^^)

 

 

野生の猿が木に登っている様子

 

日向山で野生の猿に遭遇・・・

おもいっきり威嚇されました(^^;

 

 

山頂に電波塔のある山と空

 

おお、

大山の向こうに不思議な雲。

飛行機雲?

 

 

龍雲のような飛行機雲と木々

 

「龍雲」ということに

しておきます(^^;

 

吉兆です!

 

皆さまに幸運が訪れますように😊

 

 

日向薬師の赤いミツマタの花

 

日向薬師には、

珍しい、

赤いミツマタが咲いていました!