ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
慶応義塾大学、
前野隆司・前野マドカ夫妻の著書、
の内容から、
私の印象に残った箇所を、
紹介・解説しています。
今回で4回目、最終回です(^^;
「ウェルビーイング」
とは、
この本では主に「幸せ」を意味しますが、
今回、まずは、
幸福度と仕事のパフォーマンスの関係から、
「ハーバード・ビジネス・
レビュー」
(ダイヤモンド社)の
2012年5月号に、
著名な研究結果を集めた
「幸福の戦略」
という特集が組まれました。
そのなかで、
幸福度の高い社員の創造性は
そうでない社員の3倍高く、
生産性は31%高く、
売上も37%高い・・・
幸福度と仕事のパフォーマンスが
比例するであろうことは、
肌感覚で分かりますが、
ちゃんと、
エビデンスもあるんですね!
また、
幸福度の高い社員は、
そうでない社員よりも
欠勤率が41%低く、
離職率が59%低く、
業務上の事故が70%少ない
という
研究結果もあります。
これはもう、
経営者や経営陣は、
組織の発展のためにも、
従業員の幸福度を上げることを
第一に考えない手はないですね!
それが遠回りのようで、
実は一番大切なような気がします。
もちろん、
それを考えている
経営者や経営陣は多いとは思いますが、
しかし、
最優先に考えているかとなると、
ちょっと疑問・・・
(現実はなかなか厳しいですが(^^;)
この本には、
前野先生の「幸福」に関する理論
(幸福の非地位財4因子)
だけでなく、
様々な学者や企業の
「幸福」に関する
様々な研究結果や実践例が紹介されていて、
とても説得力があるのですが、
その中で、
「ティール組織」
という理論が紹介されています。
「ティール組織」とは、
組織の発達・成長を、
心理学の成人発達理論に当てはめて
解説している、
とても興味深い組織論です。
過去ブログでも取り上げました。
興味のある方は是非ご覧ください。
それによると、
組織も人と同じように
発達・成長していくというのですが、
それぞれの段階を
色で表現しています。
赤 衝動型
狼の群れ(赤ちゃん)
自分第一
アンバー 順応型
軍隊 勝利第一
オレンジ 達成型
機械 利益第一
グリーン 多元型
家族 人間第一
ティール 進化型
自然林 自然第一
(「ティール組織」
を元に前野氏が作成)
現代社会の組織の多くは、
「アンバー」か「オレンジ」
の段階だといいます。
「オレンジ」は、
人の成人発達理論でいえば、
ちょうど働き盛りの
世代のイメージでしょうか。
前野先生によると、
人や組織は、
ティールに近づけば近づくほど、
幸福度は増していくといいます。
成人の発達理論と
ウェルビーイングは比例する、
という見方があります。
軍隊のように
統率されすぎると
幸福度は低く、
血も涙もなく合理的
というのも窮屈です。
家族のように自由であり、
家族のように
頼り頼られる組織は
幸福度が高く、
さらに自由な
ティール組織は
より幸せなのではないでしょうか。
したがって、
幸福度はティール組織に
近づくほど高くなる傾向が
あると思います。
つまり、
心が成長するほど
幸福度が高くなる傾向にある
ということです。
そうですね。
ただし、例外もあるといいます。
ただし
注意すべきは、
軍隊型組織は
常に不幸化かといえば、
必ずしもそうではない
という点です。
体育会の競技組織に所属して、
とにかく勝つために
監督のいう通りにすると
合意したうえで頑張り、
そして優勝を手にする。
これは、
最高に幸せです。
合意し納得したうえで
完全統率組織や合理組織に
与することは、
幸せにつながります。
「やらされ」感ではない、
「合意」と「納得」感が、
ポイントになるんですね。
また、幸せな
グリーン・ティール型企業も、
納期間近などで
何らかの期限を
目前に控えたときには、
もちろん
オレンジやアンバー組織のように
働くこともあると思います。
関係性は家族的なまま、
やるべきときは
軍隊や機械にもなる、
というのが
グリーン組織なのです。
ティール組織も同じです。
レッドからティールまでの
組織論は、
段階論ではなく
包含関係だといわれています。
軍隊から機械、
機械から家族、
家族から自然林と、
含んで超えるのです。
包含関係、
含んで超えるので、
前の段階に戻ることは
できるんですね。
言い換えれば、
次の段階に進むには、
ちゃんとステップを踏まなければならない。
たとえば、
アンバーからオレンジを飛び越えて、
グリーンには行けないんですね(^^;
(人の発達段階と同じです)
ということで、
「幸福度」の観点から見ると、
個人も組織も、
「グリーン」や「ティール」
の段階に進化できるのが理想なのですが、
では、実際に、
「グリーン」や「ティール」
の状態が実現できている組織が
日本ではたして存在するのか。
単なる理想論にすぎないのではないか。
現実は、「オレンジ」が
いいところなのではないか。
(ちなみに私の所属する組織も、
オレンジです(^^;)
たしかに、
まだ数は少ないことは少ないのですが、
日本にもちゃんと存在するのです!
この本は、
そのいくつかの企業が
実際に紹介されているのですが、
その中で、
「グリーン」組織の代表として
紹介されている
社長の塚越英弘氏のコメントを引用します。
「会議には資料がないと
ありますが、
資料がなければ
不便ではないですか」
との質問に対する答えは、
「家族で何か
話し合いするときに
子どもに資料は
つくらせないでしょう。
家族でしないことを
社員にさせる必要は
ないでしょう」
というものでした。
「給料にほとんど
差をつけないとありますが、
それでは出来のよい社員が
文句を言ったり
出来の悪い社員が
サボったりはしないのですか」
との質問に対して、
「家族でお兄ちゃんは
出来がよいから
小遣いをたくさんあげる、
妹は出来が悪いから
小遣いを減らす、
ということはしないでしょう。
家族でしないことは
会社でもすべきではありません」
という答えでした。
そこで、
このように
絶妙に管理しない経営は
難しいのではないかと
質問したところ、
返ってきた塚越社長の答えは、
「いや簡単です。
家族だったらどうするだろうかと
考えるだけです」
というものでした。
「家族だったらどうするだろうか・・・」
ここまで家族的な会社が
日本に存在するんですね(^^)
オレンジ色にかなり染まっている
私からすると(^^;
何だかファンタジーの世界にも
聞こえますが、
しかし、実際、
「伊那食品工業」さんは、
寒天業界で押しも押されもせぬNo,1企業!
なんと、60年もの間、
ずっと増収増益なんだそうです。
社是は、
「いい会社をつくりましょう」
~ たくましく そして やさしく ~
素晴らしいので、
HPから引用させていただきます。
いい会社とは
単に経営上の数字が良いというだけでなく、
会社を取り巻くすべての人々が、
日常会話の中で
「いい会社だね」
と言ってくださるような
会社のことです。
「いい会社」は
自分たちを含め、
すべての人々をハッピーにします。
ハピネスこそ
人間社会すべての
究極の目的だと思います。
「たくましく」とは、
手を抜かず、
仕事に一生懸命取り組むこと。
また自分を律し、
その厳しさに耐えることです。
永続していく
強い会社という意味も含みます。
「やさしく」とは、
他人を思いやることです。
どちらを欠くこともなく、
両立させている人たちの集まりが
「いい会社」
と呼ばれるのだと思います。
「グリーン」や「ティール」は、
しょせん理想論にすぎないというのは、
私たちの固定観念なのかもしれません。
たしかに、
世の中の現実を見ると、
私が生きている間は、
そこまで進化できる人や組織は
少ないかもしれませんが、
あきらめることなく、
まずは、私自身、
まずはオレンジの段階を
味わいつくしたうえで、
次のグリーンの段階に踏み込みたいと
考えています😊
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以上、
慶応義塾大学、
前野隆司・前野マドカ夫妻の著書、
を4回に渡って紹介してきました。
今回、
「伊那食品工業」さんを
紹介させていただきました。
他にも、
グリーンやティールを実現している
素晴らしい企業がいくつか紹介されています。
経営者や働く人はもちろんのこと、
それ以外の方にも、
いろいろと生き方の示唆が得られる
本だと思います。
おすすめします!
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
次回からは別の本を紹介します。
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おまけ写真集(^^;
南房総、神社仏閣巡りです。
まずは、石堂寺。
重要文化財が多くある、
素敵なお寺でした。
続きまして、
小松寺。
境内に入ると・・・
あれっ、
猫ちゃん2匹、
同じ姿勢で寝ていましたよ😸😸
駐車場まで、
お見送りしてくれました!
続いて、
真野寺。
おおっ、
天井画に、寅さんが!
あれっ、
猫みくじの横に、
リアル猫ちゃんが😸
これは、
やらない手はないでしょう!
→吉でしたが(^^;
人懐っこい猫ちゃんでした!
他にも何匹か・・・
南房総のお寺は、
猫ちゃんが多いのかな😸
那古寺。
見晴らしもよく、
立派なお寺でした!
大福寺(崖観音)。
ホントに崖に立っています!
そこまで登ると・・・
館山の街が一望できました!
締めは、有名な安房神社。
産業の神様です!
珍しい白い大鳥居。
緑豊かで、
広々とした敷地でした。
日帰り旅行でしたが、
おかげさまで満喫できました!
相棒のヤリスクロスくんと、
自由にさせてくれる妻に、
感謝です!



















