ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

「ウェルビーイング」の第一人者、

慶応義塾大学、

前野隆司・前野マドカ夫妻の著書、

 

ウェルビーイング

 

 

から、

私の印象に残った箇所を、

紹介・解説しています。

 

今回が3回目になります。

 

今回は、

「幸せと健康・長寿」

についてです(^^)

 

 

先進国に住む

多くの人を対象にした

幸せと寿命の調査の結果、

 

幸せを感じている人は、

そうでない人に比べて

7年から10年寿命が長い、

 

ということが

わかっています。

 

 

これは、

想像するに難くはないですが、

 

それにしても、

7~10年は

けっこう大きいですね!

 

 

また、

年齢と幸福度の関係は

U字状のカーブになることも

明らかにされています。

 

どの国で測っても

概ね同様の傾向が見られます。

 

 

U字状のカーブ?

どういうことでしょうか。

 

 

人間は、

生を受けてから

年を重ねるごとに

次第に不幸感が増していき、

 

50歳ころに底をつき、

それを越えるとまた

幸福感が増していく、

 

という傾向があるようです。

 

 

ええっ😲

50歳ころが不幸感のピーク!

 

すなわち、

人生で最も不幸な時期・・・

(ちなみに私は51歳です(^^;)

 

 

40代、50代は、

会社で中間管理職になったり、

家族や生活を背負ったりして、

大変な時期と

いうことかもしれません。

 

 

確かに、

中間管理職は

なかなかつらいものがありますし、

 

お子さんがいる家庭は、

ちょうどお金がかかり、

生活に余裕のない時期です。

 

また、

今までの価値観だけでは

行き詰まりを感じる、

いわゆる

「中年の危機」

にぶち当たる時期でもありますね(^^;

 

ただ、

見方を変えれば、

その時期を乗り切れば、

あとは、

どんどん幸せ度は増していく(はず)!

 

何だか、希望が湧いてきますね😊

 

(もちろんこれは統計上のことであって、

個々の事情によって違うとは思いますが)

 

 

90歳、100歳といった

高齢の方は、

 

実は自己中心性が

減少し、

自分が前に出ようとする

欲も減り、

 

物事に対する

寛容性が高まります。

 

そのうえ、

死の恐怖も減り、

空間や時間を超越する

傾向が出てきて、

 

高い幸福感を感じている

ということが

報告されています。

 

 

確かに、

長寿の方は、

何か「達観」されているような

イメージがあります。

 

 

また、

記憶力がよい人よりも

悪い人のほうが

幸福度が高いという

研究結果もありますので、

 

そういう意味では、

年を重ねると、

細かいことが

気にならなくなる結果として

幸福度が

上昇していくようです。

 

 

おおこれは、

今の段階で

既に記憶力の悪い私にとって、

朗報です(笑)

 

 

つまり、

老化というのは、

記憶力が悪くなったり

身体も動かなくなったりして

幸福度が下がること

ではないかと

捉えられがちですが、

 

少なくとも

主観的幸福感からは、

歳を重ねるほど

幸せになっていくと

いえるのです。

 

 

なるほど、

 

幸福とは、

他人ではなく、

自分の心が決めるものですから、

 

「主観的幸福」

でい~んです!

 

ただ、

なるべく人に迷惑をかけるようには

なりたくないですが(^^;

 

 

世界で最初に

超高齢化社会を迎えた日本は、

幸せな人が増えていく国と

いえるのではないか、

と私たちは思っています。

 

世界が経済成長の時代から

心の成長の時代に移行するなか、

 

日本が21世紀型の

新しいウェルビーイングの時代に

うまく考え方を切り換えて、

 

高齢者が生き生きと

幸せに生きる社会を

つくっていくというシナリオも

夢ではありません。

 

 

このように考えると、

超高齢化社会も悪くないですね。

 

 

もちろん

年金問題や格差の問題、

少子化の問題など、

 

解決しなければならない課題は

少なくありません。

 

しかし、

ウェルビーイング

という観点は、

 

日本の将来を

楽観視するための

一つの希望なのでは

ないでしょうか。

 

 

ウェルビーイング

すなわち、

「主観的な幸福度」を価値におけば、

日本の将来は

決して悲観することはない!

 

なお、

「幸せ」を感じるための、

非地位財の4つの因子は、

前回詳しく紹介しましたが、

 

 

(1)「やってみよう」因子

(2)「ありがとう」因子

(3)「なんとかなる」因子

(4)「ありのままに」因子

 

 

です。

 

この因子を意識して実践していけば、

人生の後半戦、

幸福度はしだいに上昇していく・・・

 

何だか勇気が湧いてきました!

 

前野先生、

有り難うございました😊

 

 

・・・ちなみに、

私の理想とする老後の姿は、

 

もう決めていまして(^^;

 

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「共感」と「感謝」を

よりどころにして生きる。

 

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です。

実際、難易度は高そうですが(^^;

 

この言葉は、

野口嘉則さんの、

人生は「引き算」で輝く

という本からの引用です。

 

過去ブログで詳しく紹介しました。

 

 

よかったらご参照ください。
この主人公の生き方、素敵です!
 
 
 
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今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回もこの本の紹介を続けます(^^;

 

 

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おまけ写真集(^^;

 

房総半島(千葉県)の、

伊予ヶ岳に登りました!

 

 

この山です。

頂上は、かなりとんがっています。

 

 

 

スタートは、

平群天神社。

 

 

 

癒されます・・・

 

 

 

この先、かなりの急な崖を、

ロープを頼りによじ登ると・・・

(この箇所、初心者や子どもは危険です)

 

 

 

頂上、着きました!

 

ちなみに、

336.6mです(^^;

(小数点あり!)

 

 

 

おおっ、絶景‼

足がすくみましたよ😅

 

 

 

東京湾と、

その先にうっすら富士山・・・🗻

 

 

 

迂回すると・・・

 

さっきの頂上は、

この出っ張ったところです(^^;

 

低山で、2時間かからずに往復できますが、

なかなか登りがいのある山でした!

 

午前中で下山できたので、

午後は、南房総の神社仏閣をまわりました・・・

 

(次回に続きます(^^;)