ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
東京・横浜は、
日中まだまだ蒸し暑いですが、
朝晩は、秋の足音が聞こえています。
明治大学教授で臨床心理士、
心理カウンセラー
諸富祥彦先生の、
から、
私が印象に残ったところを、
紹介・解説しています。
今回で3回目です(^^;
本書には、
50代・60代で
思い切って「捨てるべきもの」
として、
1,時間とエネルギーを奪う
「余計なコト」
2,余計なモノ
3,余計な人間関係
4,見栄や世間体
(承認と自尊の欲求)
が紹介されているのですが、
この中で、
4,見栄や世間体
(承認と自尊の欲求)
にフォーカスしてみますね(^^;
皆さんの周りの
「面倒くさい」
50代、60代、70代を
思い浮かべてください。
「誰かに認めてほしいという
気持ちが強い人」
「誰かにプライドを
立ててほしいという
気持ちが強い人」
では、ないでしょうか。
こういう気持ちが強いと、
本当に、
「面倒くさい人」
になってしまいます。
面倒くさい中高年。
なりたくないですよね?
はい、
なりたくないです(^^;
だとしたら、
捨てるべきは何か。
捨てるべきは
「承認と自尊の欲求」です。
承認と自尊の欲求、
つまり
「立ててほしい」
「大切にしてほしい」
「認めてほしい」
という気持ちは、
自己実現論で著名な
マズローの言う人間の
「欠乏欲求」
の最大のものです。
ここに執着してしまうか、
それともそれから
自由になれるかが、
「面倒くさい中高年」
になるか、
「さわやかに自分の人生を
生きることができる人」
になるのかの
大きな分かれ目になります。
マズローの有名な、
「承認と自尊の欲求」
ですね。
上から2番目の、
割と高次な欲求ですが、
50代以降は
捨てた方がいいという・・・
「承認と自尊の欲求」
そうですね、
私の場合は、
う~ん・・・
数年前と比べると、
薄まってはきましたが、
正直にいいますと、
まだまだ、残っています(^^;
職場では、やっぱり、
上司には、認めてほしいし、
部下には、立ててほしいし、
買い物するときは、
店員さんには感じよくしてほしいし、
失礼な態度を取られると、
ムカッとするし(笑)
(まだまだ小さい(^^;)
だけど、
たしかに、そこに執着しなくなれば、
軽やかに生きられると思います。
人に理解を求めないことです。
真面目な人は
ついこう考えてしまいがちです。
人間、努力してさえいれば
周囲は理解してくれるはずだ。
自分が努力さえすれば、
周りの人はわかってくれて
認めてくれるはずだ。
これは、
大きな勘違いです。
いくら頑張って
努力していても、
理解してもらえない。
認めてもらえないということが
当然あります。
そうですね。
若いうちは、努力すれば、
周囲は理解してくれると信じて、
がむしゃらに頑張ることも
必要だと思います。
実際、理解が得られることも多いし、
何より、自分が成長できますので(^^)
しかし、
50代以降は・・・
たしかに、
あまり求めない方が
いいかもしれません。
人生は不条理です。
人生は不条理に満ちている
ということを
理解しておくことが、
とても大事です。
リスペクトしてほしいという
気持ちが強すぎるのは、
心が未成熟な証拠です。
いくら自分が
認めてほしいと思っても、
逆に認められないこともある。
認めてほしいと
思っていなくても、
認めてもらえることもある。
不条理なものです。
そうですね・・・
この歳になると、
人生の不条理さが、
少しずつ、
身に染みてきます・・・
人生は、
思い通りにはならないわけで(^^;
真に成熟した大人は、
理解を求めないものです。
わかってくれなくても
それでいいという
割り切りがある。
わかってほしいという
気持ちを捨てることです。
もちろん、
わかってもらえるように、
工夫や努力はするに越したことはない
と思いますが、
結果には執着せずに、
割り切るということですね。
それが、成熟した大人・・・
そんな大人に、
私は、なりたい(^^;
他者の期待に応えることで
自分のことを価値があると
思えるのは、
子どもの心の状態です。
子どもはまさにそうで、
お父さん、お母さんに
褒めてもらうことで、
ようやく自分のことを
価値ある存在だと思えるのです。
「わかってもらえなくても
自分には価値がある」
―そう思えることが、
大人であることの証です。
「わかってもらえなくても
自分には価値がある」
そうですね・・・
そう思えるためには、
どうすればいいのか。
過去ブログでも、
いろいろと取り上げさせて
いただきましたが、
やはり、
「自己受容」(自己肯定感)
がカギを握ると思います。
「これでいいのだ」
とあたたかい目で自分を見つめて、
自分で自分を承認する。
それでは、
自分に甘くなって成長できないという
考えもありますが、
その場合は、
前回のブログで紹介した、
「小さな野心を持つ」
というのが有益かもしれません(^^)
その際のポイントは、
いわゆる、社会通念や他人の目は、
あまり気にしないことですね。
自分の価値観を大切にする。
自分の中の価値観の優先順位の
高いものを優先する。
そして、できれば、
それを通じて、何かしらの貢献をする。
(見返りは求めずに)
そうすれば、
「わかってもらえなくても
自分には価値がある」
すなわち、
「自分で自分を承認する」
ことに繋がるのかなあ~
と考えました。
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次回に続きますね(^^;
今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
