ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

皆さまお住まいの地域は、

台風の被害、大丈夫でしたか。

 

龍谷大学教授で、心理療法家の

東豊(ひがしゆたか)先生の新刊、

 

超かんたん 自分でできる 

人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー

 

 

という本の内容を、

紹介・解説しています(^^)

 

今回で、3回目になります。

 

簡単に振り返りをしますね。

 

東先生は、

「P循環とN循環」

という理論を提唱されています。

 

P循環のPとは、

ポジティブの略語、

 

N循環のNとは、

ネガティブの略語です。

 

それぞれの感情は、

心と体、人と人との間で、

ぐるぐる循環して

増幅しがちだというのです。

 

どうせ循環するのなら、

P感情が循環したほうが、

幸せな人生を歩める。

 

では、どうすれば、

P循環を作れのか?

 

ということですが、

東先生は、

その前に、クギを刺しています(^^;

 

 

これから述べる方法を

信奉するあまり、

一般の常識的な対応を

怠らないでほしいのです。
 

 

たとえば、

あきらかに身体的、精神的な症状が

ある場合は、

きちんと医師の診断や治療を受けること。

 

対人関係でも、

常識的な対応で変化する可能性が

あるのなら、

まずは、それを試してみることを

推奨されています。

 

 

たとえば

誰かと喧嘩して

気まずいことになっている場合、

自分から謝る。

 

このような対応です。

 

それをきっかけとして

一気にP循環に変わるかも

しれません。

 

仲直りです。

 

長期にわたる

N循環であったとしても、

好転の可能性がないとは

言い切れません。

 

 

そうですよね~

まずは

「常識的な対応をする」

 

東先生は、ご自分の理論を、

「怪しい、怪しい」

とおっしゃっているのですが、

(ある意味そうですが(^^;)

 

こういう常識的なところを、

きちんと踏まえられているところが、

何というか、バランス感覚を感じて、

信頼できる気がします(^^)

 

 

とは言え、

「あの人の方が悪かったのに

どうして私から謝るの?」と

不満が出る。

 

「もうとっくに謝ったけど

全然好転しなかった」と

ぼやきがでる。

 

こんな場合もあるでしょう。

 

その際も

ぜひこれから紹介する方法を

利用してもらえないでしょうか。

 

他にも、

自分自身や家族の問題、

学業や仕事の悩みなど、

一生懸命取り組んで

きたけれども

一向に改善する気配がないと

感じている。

 

そのような場合にこそ、

これから述べる方法に

チャレンジしてもらいたいと

思います。

 

 

ということで、

具体的な方法ですが、

その前に、心構えです。

(引っ張りますね・・・(^^;)

 

 

緊急性がない限り、

現状の悩みや問題は

そのまま放っておく。

 

現状は

変える必要はない。

 

今の自分を

変える必要はない。

 

何もかもそのままで良い。

 

 

えっ・・・

 

現状の悩みや問題を

変えようとする必要はない?

 

どういうことでしょうか。

 

 

「当面の間、

悩みや問題はそのままで、

N循環もそのままで、

P循環を作ることだけに

意識を集中する」

 

優先順位の問題です。

 

悩みや問題、

あるいはN循環に

直接的に手を加えようと

しなくても、

P循環が仕上がってくると

結果的にN循環は弱くなり、

そのうち悩みや問題も

解決するのですよ。

 

闇といくら戦っても

闇は消えない。

 

消えたとしたら、

それは格闘の結果ではなく

朝(光)が

勝手にやってきたから。

 

つまりわざわざ

闇の中に入らなくても、

外側から人工的に

光を当てれば

朝を待たずに闇は消えてしまう。

 

この原理です。

 

えっ、

怪しい教祖みたい?

 

大丈夫、

入会させませんから。

 

 

たしかに、

ちょっぴりアヤシイですが(笑)

でも、これ、わかる気がします。

 

闇に気づいて、

自覚すること自体は

大切だと思いますが、

それを、どうにかしようと格闘しても、

(特に独力では)

なかなかうまくいかない気がします。

 

「外側から人工的に

光を当てれば

朝を待たずに闇は消えてしまう」

 

なるほどです(^^)

 

 

とにかく

ハッキリ言うと、

悩みや問題を

直接的に解決する方法を

考えるより、

あるいは

N循環を必死こいて

変えようとするより、

新たにP循環を作る方が

はるかにかんたんなのです。

 

しんどいより

楽ちんな方がいいでしょ?

 

 

はい、もちろん

楽ちんなほうがいいです(笑)

 

ということで、

P循環を作る一番シンプルな方法ですが、

 

それは、

 

「周りのP気を収集すること」

 

だといいます(^^)

 

 

私たちの周りに

フワフワ漂っている

P気を収集することです。

 

P気を自分の中に

充電する。

 

そして

自分の周辺に

P気を漂わせるのです。

 

そのための

「ちょっとした工夫と

ほんのわずかな努力」

がこれからお話しする

内容です。

 

これが実にかんたんなこと。

 

まずはあなたから

P気を放つのですよ。

 

それを誘い水として

周囲のP気を

おびき寄せるわけです。

 

 

「フワフワ漂っている

P気を収集する」

 

「そのためには

自分からP気を放つ」

 

「それを誘い水にして周囲のP気を

おびき寄せる」

 

イメージが湧きやすいですね(^^)

 

 

えっ?

そんなの無理?

 

日々N感情満載なので

N気しか出ません?

 

大丈夫です。

 

たとえ現在のあなたが

N感情だらけであっても、

そんなことに関係なく、

ある「言葉」を用いて

P気をだまして

おびき寄せることが

できるのです。

 

だますと言って

語弊があるなら

勘違いさせる。

 

ま、同じようなものですが。

 

 

P気をだまして、勘違いさせて、

おびき寄せればいい(笑)

 

では、

(引っ張りましたが(^^;)

その言葉とは、

いったい何なのでしょうか?

 

「感謝の言葉」

です。

 

「ありがとう」

「ありがとうございます」

 

な~んだ、

と思われるかもしれませんが、

(この本を読むと腑に落ちますが)

「感謝の言葉」は、

ほんと、侮れませんよ(^^;

 

 

先に言っておきますが

心(P感情)が伴わなくても

まったく構いません。

 

もちろん

心が伴えば本物なので

いっそう

パワフルにはなりますが、

伴わないからといって

実行を諦めるのは

実に惜しい。

 

また、

心を伴わそうと

無理に頑張るのは

実にめんどくさい。

 

と言うか、それこそ無理。

 

最初のうちは、

本心か否かに

一切こだわることなく、

形だけでも

感謝の言葉を言うのです。

 

あなたがどれだけ

マジメ人間であったとしても、

本当に口先だけでいいのです。

 

 

なるほど~

 

口先だけでいいなら、

何だか気が楽ですね(^^)

 

 

なぜかと言うと、

その言葉自体が

本来的に

P気を帯びているからです。

 

これは

感謝の言葉が持つ

不思議な特質で、

その言葉を発する

人間の本音が

どうであるかは

一切関係ない。

 

たとえ儀礼的業務的

であっても、

「ありがとうございます」

と発生された瞬間に

その場のP気が活性化します。

 

集まってきます。

 

そのため、

たとえウソでも

感謝の言葉を

言い続けていると

自然とP気が充電され、

何となくウキウキした気分

(P感情)

が味わえるようになる。

 

ここまで来ると、

元々言葉自体が

帯びていたP気に

発生者のP気が重なり

 

「ありがとうございます」

はますます

パワーアップするわけです。

 

 

たしかに、

型としてだけでも、

仕事上のメールや電話、

会議の発表時、

そんなに心を込められなくても、

 

「ありがとうございます」

 

という言葉をうまく添えられれば、

相手も何となく気持ちいいし、

自分も気持ちいい(^^)

 

伝えれば伝えるほど、

まさにP循環!

 

減るもんじゃないし(笑)

むしろ、増える!

 

「真偽はともかく、
役に立つことが大事」
 

一回目で紹介した、 
実用主義(プラグマティズム)

の考え方ですね(^^)

 

この本には、

具体的な感謝行(感謝の実践)

の仕方がいろいろと載っていますが・・・

 

それは次回、

紹介させていただきますね(^^)

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

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追伸

 

「感謝ぐせ」をつけるには、

古宮昇先生の、

プロカウンセラーが教える 絶対幸せになれる「感謝ノート」

 

 

という本もおすすめです(^O^)

 

この本、

具体的な「感謝グセ」のつけ方が、

わかりやすく紹介されているのは

もちろんのこと、

 

読むと、

「やってみよう!」

というモチベーションが

すごく上がりますよ😊

 

「許せない人に感謝する」

の場合は、違った角度

(ディマティーニメソッド)

からの考え方も紹介されていて、

とても有益です。