ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

龍谷大学教授で、心理療法家の

東豊(ひがしゆたか)先生の新刊、

 

超かんたん 自分でできる 

人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー

 

 

という本の内容を、

紹介・解説しています(^^)

 

この本の第一章には、

「役に立つならそれでいいじゃん!」

という、

「プラグマティズム」

(実用主義)

に基づき、

 

「P循環とN循環」

 

という考え方が紹介されています。

 

過去ブログ、

 

 

でも紹介させていただきましたが、

東先生のカウンセリングの

中核となる考え方なので、

再度、この本からも引用して

紹介しますね(^^)

 

まずは、

「N感情」「P感情」から、

 

 

「N」は、Negative

(ネガティブな、消極的な、

否定的な)の略語です。

 

一般的には

「良くないもの」

を示します。

 

ただし主観の世界です。

 

「P」は、Positive

(ポジティブな、前向きな、

肯定的な)の略語です。

 

一般的には

「良いもの」

を示します。

 

こちらも主観の世界です。

 

 

あくまで、

「主観の世界」ではあるけれど、

私たちは、大きく分けると、

「N」と「P」いずれかの感情を抱くのですね。

 

 

N感情とは、

暗い気持ち、

悲しい気持ち、

憂鬱な気持ち、

不安な気持ち、

怖い気持ち、

腹立たしい気持ち、

恨み、妬み、不平不満

などのことです。

 

P感情とは、

明るい気持ち、

楽しい気持ち、

嬉しい気持ち、

ありがたい気持ち、

穏やかな気持ち

などのことです。

 

誰の心にも

両感情があります。

 

時と場合によって、

どちらかが目立って

顔を出します。

 

時期的に、

同じ感情が続くことがあります。

 

現在のあなたが

そうかもしれませんね。

 

また、人生全般に渡って

N感情が支配的な人がいます。

P感情が支配的な人がいます。

 

あなた自身はいかが?

あなたの周囲はいかが?

 

P感情が支配的だと

幸福感が高くなりますね。

 

 

N感情とP感情。

 

たしかに、誰の心の中にも、

両方あると思いますが、

できることなら、

P感情を感じることの多い

人生にしたいですよね。

 

この、NとPって、

実は、どちらかが、

ぐるぐる循環して、

増幅していく傾向にあるんです(^^;

 

たとえば、

心と体で循環する。

 

 

たとえば、

落ち込んだ状態や

イライラした状態が

長く続くと

腹痛になるかもしれません。

 

怒りをため込んでいると

頭痛になるかもしれません。

 

 

心と体は繋がっている、

「心身のN循環」ですね。

 

 

N感情

身体不良

N感情

身体不良

・・・

 

 

そうやって、

循環しながら増幅していく・・・

 

一方、

逆の場合、

すなわち、P感情は、

からだの健康によい影響を及ぼします。

 

 

免疫力がアップし

さまざまな身体機能も

高くなります。

 

笑いは癌の

再発抑制に効果があるといった

研究もあるほどです。

 

 

「心身のP循環」

 

 

P感情

身体良好

P感情

身体良好

・・・

 

 

と増幅していくのですね(^^)

 

このような循環は、

人と人、すなわち、

対人関係でも、

循環・増幅するといいます(^^;

 

 

N感情を表出すると

他者のN感情を引き出す

傾向があります。

 

言葉にしなくても、

表情や雰囲気、

ちょっとした仕草で

N感情が相手に伝わり、

何となく気まずい状況に

なることがあります。

 

 

これって、

心当たりありますよね(^^;

 

隠そうとしても、

伝わってしまう・・・

 

 

ましてや

腹立ちやイライラを

ストレートに表出しますと、

多くの場合、

相手からも何らかのN感情が

お返しされることに

なりがちです。

 

それがエスカレートすると

喧嘩になるかもしれません。

 

 

「対人関係のN循環」

ですね。

 

これが固着すると、

長期間の不仲状態になってしまいます。

 

それは、避けたいですよね(^^;

 

一方で、

逆のP感情の場合は・・・

 

もう、お分かりですね(^^)

 

 

「あの人の

そばにいるだけで

気持ちが落ち着く。

 

嫌なことも

忘れることができる。

 

こんな経験をしたことは

ありませんか?

 

きっとあなたも

その人のことが好きですよね?

 

「好きよ」

「僕の方がもっと好きだよ」

「私の方がもっともっと好きよ」

「僕の方がもっともっともっと・・」

 

アホらし、

いや、

微笑ましいでしょ?

 

 

「私のほうがもっともっと好きよ💗」

「僕の方がもっと・・・💕」

 

・・・人生、一度でいいから、

こんなシチュエーション、

経験してみたいですが(笑)

 

「対人関係のP循環」

ですね(^^)

 

このN感情、P感情、

心と体、人と人をを交えて、

ぐるぐるぐるぐる

循環するんですね。

 

 

心身のN循環

人間関係のN循環

心身のN循環

人間関係のN循環

・・・

 

 

たとえば、例として、

個人と家族のケースが紹介されています。

 

 

カウンセリングを

していますとね。

 

母子関係、父子関係、

夫婦関係など、

家族の関係が変わるだけで

子どもの心や身体が

元気になるといった現象が

しょっちゅう

観察されるのですよ。

 

もちろん

その具体的な中身や

エピソードは家族によって

まちまちですが、

原理原則としては

次のような説明が可能です。

 

すなわち、

家族関係に生じていたN循環が

P循環に変わったことで、

同時に

子どもの心身のN循環も

P循環に変わったのだと。

 

 

なるほど~

もちろん、子どもだけではなく、

大人もそうですよね。

 

家族の中で、感情は循環しているので、

お互いの関係が変われば、

(誰か個人の)心身がよくなることもある。

 

名著、

完全版 鏡の法則

 

 

でも、

それが描かれていますね(^^)

 

ところで、

このN感情、P感情は、

どこからやってくるのでしょうか?

 

東先生は、

興味深い仮説を述べられています。

 

 

(仮説1)

 

私たちの住んでいる

世界空間には

目には見えないけれども

いくつかのタイプの

「気」

が漂っている。

 

「気」は

同種のものが寄りやすく、

「気」の集合・離散によって

種々の物質や現象が

生滅を繰り返している。

 

ちょっと

怪しでしょ?

 

こんな仮説が

本当に役に立つ?

 

はい、もちろん。

 

 

「気」は、

同種のものが寄りやすい・・・

 

たしかに、

ちょっと怪しいですが(^^;

 

私も、実感として、

それはあるような気がします。

 

 

私たちがP感情でいると

そのレベルに応じた

P気が集まり、

私たちがN感情だと、

そのレベルに応じた

N気が集まってくるというわけです。

 

まさに

「類は友を呼ぶ」

 

 

「感情」と「気」は、

「鶏と卵の関係」と同じように、

どちらが先というわけではなく、

どちらも、原因であり、

結果だといいます。

 

 

ともかく、

今のあなたの

感情の理由は、

「周囲の人のせい」

「環境のせい」

「性格のせい」

「出来事のせい」

「過去のせい」

ではなく、

 

今現在の

「気」のせいなのだと、

これが結論です。

 

気のせいではありませんよ。

うふ。

 

 

「気」に関して、

東先生は、テレビの電波にたとえて、

説明しています。

 

(たしか、

ソニー元役員の天外伺朗さんも、

同じようなたとえをされていました)

 

 

電波もやはり

目に見えませんが、

受け手である私たちが

テレビのチャンネルを選ぶと、

その周波数に応じた

映像が現れます。

 

チャンネルを合わせると、

お気に入りの歌手や

スポーツ選手に会えますよね?

 

(中略)

 

私たちが生きている

世界空間においては、

私たち自身が

「気」の受信機です。

 

私たちの状態

(チャンネル)によって

同種の「気」が集まります。

 

それがP気であれば

「素敵なお品」に化けます。

 

「嬉しい出来事」に

ドロンと化けます。

 

それがN気であれば

「なんじゃこりゃ~

と叫びたくなる物品」

に化けます。

 

「悲しい出来事」に

ドロンと化けます。

 

これが私たち

一人一人の

「悲喜こもごもの人生」

なのですね。

 

主演はもちろんあなた。

 

しかも、

台本作家も兼ねている。

 

素晴らしい。

 

 

「気はテレビの電波のようなもの」

 

これと同じような仮説は、

野口嘉則さんも

映写機のたとえで説明していますが、

私も、この仮説は、

なるほど~と思います(^^)

 

私たちの状態(チャンネル)によって

同種の「気」が集まる。

 

 

ただ残念なことに、

テレビの場合と違って

多くの人は

チャンネル合わせを

無自覚的・無意識的に

おこなっています。

 

そのせいで、

本当は見たくない番組(現実)

を見続けたりしている。

 

自分に選択権があるのに、

実にもったいない話だと

思いませんか?

 

チャンネル合わせの方法を

知ることが、

自分の見たい番組を見るための

一番のコツなのにね。

 

好ましい現実を作る

一番のコツなのにね。

 

「運の良い人」とは、

そのコツをマスターした人の

ことなのですよ。

 

(中略)

 

しかし

ほとんどの人は

こうしたカラクリを

知ることもなく、

目の前の現実に

一喜一憂しています。

 

その一喜一憂が

また同種の気を

引き寄せることに

まったく気が付きません。

 

過去が未来をつくるのではなく、

 

まさに、「今」このときが、

一寸先の未来を作る

 

のですけどね。

 

 

「今」このときの「気」が、

一寸先の未来を作る。

 

それは分かった。

 

では、具体的に、

どうやって、

「P気」を作るのか?

 

どうやって、

「P気」を集めて、

「P循環」を作ればいいのか?

 

そこが知りたい!

 

ですよね(^^;

 

なのですが、

すみません、長くなったので、

続きは次回に・・・

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

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おまけです(^^;

 

ハイビスカス、

9月半ばですが、ばんばん咲いています🌸

 

 

「気」のせい?

(妻の・・・?)