ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
奥田知志さんの本、
から、
私の印象に残ったところを、
紹介・解説しています(^^)
奥田知志さんは、
牧師さんですが、
というNPO法人で、
ホームレス・困窮者支援を、
32年以上も実践されている方です。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」
にも2回出演されています(^^)
この本の中で、
「生笑一座」の公演活動
というものが紹介されています。
この一座は、
元ホームレスの方で構成されています。
全国の学校に出張して、
自らの体験談を語ったり、
ワークショップや歌などを披露したりします。
ある女性座員が、
子どもたちに、こう語りかけます。
しゃぼん玉の歌、
知っていますか?
この歌の歌詞を
作ったのは
野口雨情さんです。
歌詞をちょっと
読んでみましょう。
「しゃぼん玉飛んだ、
屋根まで飛んだ、
屋根まで飛んで、
こわれて消えた。
しゃぼん玉消えた、
飛ばずに消えた、
生まれてすぐに、
こわれて消えた。
風、風、吹くな。
しゃぼん玉飛ばそ」。
ちょっと悲しい感じが
しますね。
実は、
雨情さんの娘さんは、
生まれてすぐに
死んでしまったのです。
「生まれてすぐに、
こわれて消えた」
というのは、
自分の娘のことでも
あるのです。
野口雨情さんは、
子どもが死んで、
とっても悲しかったのです。
みんなはどうかな。
死んだら悲しい。
誰かがとっても
悲しい思いになるよ。
死んだらいかんよね。
生きようね。
生きていれば
笑える日が来る。
実は、
私も住む家がなくなって
しまったことがあります。
そのままだったら
死んでしまったかも
しれません。
本当に困りました。
その時思い切って
「助けて」
と言いました。
そしたら、
何人もの人たちが
ちゃんと
助けてくれたのです。
困った時には
「助けて」
と言おうね。
そしたらきっと大丈夫。
生きようね。
そして彼女は
「しゃぼん玉」を歌う。
涙を流し聴いている
子どもがいる。
涙を流している子供・・・
きっと、いろんなことに、
我慢しているんですね。。
2020年の自殺者数は、
11年ぶりに増加に転じていますが、
特に深刻なのが若年層で、
小中高生では、
過去最多を記録しているといいます。
では、何故、
子どもたちは、
「助けて」と言えないのか?
奥田知志さんは、
こう述べます。
様々な理由があると思う。
しかし、
大きな原因の一つは、
私たち大人が
「助けて」と言わないからだと
私は思う。
私たち大人は、
少し頑張りすぎている
のではないか。
「頑張ればなんとかなる」
と言って歯を食いしばり、
「助けて」
を封印してしまった
大人社会。
「自分だけの力で生きる」。
「他人に迷惑をかけない」。
それが
立派な大人だと
子どもたちからは
見えているのかもしれない。
たしかに・・・
そうかもしれません。
ウチは、子どもはいないのですが、
自分が、もし、今の時代、
子どもだったらとしたら、
そう、感じてしまうかもしれません。
自己責任を強調し、
「助けない理由」
とした大人社会は、
「他人と関わらない」、
特に
「困っている人と
関わらない」。
それが
「正しく、賢い生き方」
であるかのように、
子どもたちには
見えているのではないか。
子どもが
助けてと言えない責任は
私たち大人にある、
と言うのは、
そういうことだ。
う~ん、
考えさせられますね・・・
特に、ここ一年以上、
コロナ禍で、
人と人との接触がしにくい日々が
続いています。
私自身、
それを免罪符にして、
他人と関わらないことを、
正当化しているところがあります。
「他人と関わらない」
ある意味、
ラクな面もあるのは、
否定できません・・・
「自己責任の世の中」
そうやって、
クールに生きるもの、
それは、それで、
ありなのではないか?
と感じることもあります。
しかし、
よくよく考えてみると、
人は、そもそも、
自分の力だけで生きていくことは
できません。
とんだ思い上がりです(^^;
世の中、
多くの人がいるおかげで、
成り立っているわけです。
無人島に一人でいたら、
無力さを、痛感するでしょう。
そして、あまりに孤独で、
いずれ発狂する・・・
若い頃、
北海道の一人旅で
野宿したことがありますが、
寂しくて、不安で、怖くて、
一日が限界でした(^^;
ちょっと、弱すぎですが・・・(笑)
そう考えると、
ほんとうに、つらい時は、
「無理だ」「助けて」
と勇気をもって人に伝える。
それは、決して、
恥ずかしいことではない。
寂しい時には、
自分で、その感情に気づいて、
感じて、味わう。
そうやって、
自分の「弱さ」を認めて、
受け入れる。
そして、
人と人とが、
お互いの「弱さ」を
分かち合う。
そういう姿、
すなわち、「弱いところ」を
大人たちが、ある程度見せあうことが、
子どもたちに、
よい影響を与えるのではないか。
ひいては、
それが、
「お互いが生きやすい世の中」
というものに
繋がっていくのではないか。
そんなことを考えました(^^;
次回に続きます。
今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
