ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回まで、

ブッダの「苦」の考え方、

すなわち、

 

「思い通りにならないこと」

 

から、ちょっと脱線して、

飯田史彦さんの

生きがいの創造

という本から、

 

「思い通りにならないことこそ、

価値がある」

(ブレイクスルー思考)

 

という考え方を紹介してきました(^^)

 

今回から、

中村元先生の

ブッダ伝 生涯と思想

 

 

に戻りますね。

(まだ、この本から取り上げたい

すばらしい考え方がありますので(^^;)

 

まずは、

「中道」

という考え方です。

 

ブッダは、

「琴」のたとえを使って説いています。

 

中村元先生は、

こう解説します。

 

 

琴の弦は

張りすぎても、

緩んでいても、

うまく音が出ません。

 

やはり適度に

張ったところで、

妙なる響きが

奏でられるのです。

 

仏道の修行も

琴の弦と同じなのです。

 

何も激しい修行に

張りつめていたから

といって、

安らかな境地に

達することが

できるわけではない。

 

もちろん、

怠惰になっては

いけませんが、

やはり調和のとれた

修行こそが

さとりへの道なのだと

説くのです。

 

ブッダは、

きっと自分が

さとりをひらく前、

苦行に打ち込んで

いたころを思い出しながら、

この説法をしたのでは

ないでしょうか。

 

何ごとも

調和のとれた中道が

肝心だという教えです。

 

 

ブッダは、

王侯貴族としての、

何不自由ない暮らしと、

苦行林での、壮絶な苦行。

 

いわば、

「両極」を味わったからこそ、

調和、すなわち、

「中道」の大切さに、

目覚められたのだと思います(^^)

 

ちなみに、

「中道」

とは、両者の中間というわけでは

ありません。

 

 

例えば、

病人に投与される薬は、

多すぎると

副作用があったり、

かえって悪化したりして

しまいます。

 

少なすぎては

まったく効き目が

ありません。

 

ちょうど適量でなければ

薬の用をなしません。

 

「中」

はこういう意味で、

決して両者の中間という

意味ではないのです。

 

 

なるほど・・・

 

その時、その時に応じて、

最適なバランスをとる、

ということでしょうか。

 

「最適なバランス」

 

と言うのは簡単ですが、

実際は、

これが意外と難しいんですね(^^;

 

心理学用語で、

「ビリーフ」

(スキーマ)

というものがあります。

 

日本語でいうと、

「思い込み」

「信念」

という意味ですね。

 

「認知の歪み」

「自動思考」

ともいえます。

 

人は皆、

それぞれ特有の

「ビリーフ」

を持っています。

 

たとえば、

朝、職場に出勤して、

同僚に、

 

「おはようございます♪」

 

とさわやかに挨拶したとします。

 

しかし、返事がない(・_・;)

 

ノーリアクション・・・

 

う~ん、ショック・・・

 

 

 

「失礼じゃないか!」

 

と怒りを感じる人は、

「人は礼儀正しくあるべきだ」

というビリーフを

もっているのかもしれませんし、

 

「嫌われているのかな」

 

と不安になる人は、

「私は受け入れられない人間だ」

というビリーフを

もっているのかもしれません。

 

同僚は、

単に、深く考え事をしていて、

リアクションがとれなかっただけ

かもしれませんし、

(私もよくあります(^^;)

 

仮に、私のことを

よく思っていなかったとしても、

こちらに

明らかに落ち度がない限りは、

それは相手の課題であるので、

その責任を負う必要はないのです。

 

しかし、

人はそれぞれ、

どうしても特有のビリーフを

持っています。

 

ビリーフに縛られてしまいがちです・・・

 

それがあまりにも強い場合は、

「生きづらさ」を感じますので、

それを、緩めるために、

「認知行動療法」

というものがあったりするのですが・・・

 

 

ちょっと、心理学の専門分野に

入ってきました(^^;

 

話を仏教に戻しますね。

 

「中道」

 

すなわち、

 

「その時、その時に応じて、

最適なバランスをとる」

 

というのは、

人は、皆、認知の歪みをもっているので、

なかなか難しいのです。

 

では、

私のような凡人は、

どうすればいいのか?

 

やっぱり、

「両極」を揺れ動きながらも、

葛藤を抱え、試行錯誤しつつ、

手探りで、

自分で自分の最適な場所を

見つけていくしかないのかなあ~

 

と思います(^^;

 

もちろん、

多少の痛みは伴いますが・・・

(それが、ある意味修行ですね(^^;)

 

そう考えると、

人生、多少、

「ブレてもいい」のだと思えます。

 

ブッダだって、

悟りを開く前は、

贅沢三昧したり、苦行をしたりして、

いってみれば、

「ブレた」わけですから(^^;

 

ちなみに、

過去ブログ、

 

 

も、よかったら参考にしてください(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回も、この本の紹介・解説、

続けますね(^^)