ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回から、

日本における

ユング派心理学者の第一人者、

臨床心理学者の

河合隼雄さんのエッセー集、

ロングセラー、

こころの処方箋

を紹介していきますね(^^)

 

この本、

私のカウンセリング(メンタルコーチ)

の師匠の、

野口嘉則さんからすすめられて、

 

「たしか、若い頃読んだな~」

「であれば、本棚にあるはず」

 

と思って探したら、

見当たらないんですね(^^;

 

どうやら、

古本屋に売ってしまったらしい(笑)

 

気になるので、

もう一度買いなおして、

読んでみたら、

とっても、いいんですね~。

 

やさしくて、ちょっと、とぼけたような文章ですが、

味があって、深いんです。

 

若い頃は、この味がわからなくて、

おそらく、退屈だったんですね。

 

この本のよさが分かるには、

ある程度、人生経験が必要かもしれません(^^;

 

ということで、

とても示唆に富むエッセー集なのですが、

冒頭から、掴まれます。

 

「人の心などわかるはずがない」

 

えっ・・・

心の専門家が、

そんなことを言い切ってしまっていいの?

 

しかも、河合隼雄さんクラスなら、

来談者の顔を見ただけ、

少し話をしただけで、すぐにわかるのではないか?

 

と浅はかな私は思ってしまったのですが、

違うんですね。

 

むしろ、ここに落とし穴があるのです(^^;

 

河合隼雄さんは、こう述べています。

私は人の心など

わかるはずがない

と思っているのである。

 

この点をもっと

強調したいときは、

一般の人は

人の心がすぐわかる

と思っておられるが、

人の心がいかにわからないか

ということを、

確信をもって知っているところが、

専門家の特徴である、

などと言ったりする。

続きは次回にしますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)