ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
という自己啓発小説を,
紹介しています(^^)
ネタバレにならないように、
ストーリーを追うのではなく、
本誌で印象に残った文章を、
紹介(引用)していきます。
前回、
「他人との違いを恐れない勇気は、
本が教えてくれる」
という箇所を紹介していましたが、
中途半端なところで、
終わってしまいました。
続きです(^^;
「趣味は読書です」
という人に対して
多くの人が抱くイメージは、
「常識人」かもしれません。
ところが、
実際にはそうではありません。
それどころか、
とんでもない「非常識人」
だったりします。
「変人」といったほうが
いいかもしれません。
現代の「常識人」は、
朝から晩まで
テレビを見ているような人たちです。
大多数の人が
そういう生き方をしていますから、
今の常識はテレビでつくられています。
ですから、
誰かがつき合って別れたとか、
そういうゴシップ話で盛り上がります。
ニュース番組の司会者のように、
自分の正義を鋭く相手にぶつけ、
はやりのお笑い芸人のような
しゃべり方をするのが常識です。
今の若い人は、
あまりテレビを見ないようなので、
もはや、テレビを見る人が常識人とは、
いえないかもしれないですが(^^;
ただ、少なくとも、
今時、趣味が読書な人は、
「少数派」「非常識人」
すなわち、
「変人」
なんです(^^;
そういう意味では、
「読書をするのが当たり前!」
みたいなスタンスで人に接するのは、
ピントがずれていますね。
(私は少しその傾向があります。
気をつけねば・・・)
常識などというものは、
誰かがつくり出した空想です。
「常識人」など、
実は一人としていないのです。
すべての人が、
誰とも違う常識を持って
生きているのです。
そうですね。
ひとりひとりの価値観と、
その優先順位は、
指紋のように違うといいます。
歴史を振り返ってみても、
テレビや新聞など
一つのメディアが巨大な力を持ち、
世の中の常識を作るようになると、
その常識とは違う考え方は
否定され、非難され、
受け容れられなくなります。
ただ一つの常識以外は
許されないような
風潮が出来上がっていきます。
今時の言葉でいうと、
「同調圧力」でしょうか・・・
そんな世の中の雰囲気の中で
生活をしていると、
「人と違う」ことを恐れるようになり、
「違った考えを持つ人」
を非難するようになります。
自分らしさを押し殺して、
世間の常識と言われる
誰かがつくり出したスタンダードに
合わせるようになっていきます。
「常識に合わせて
我慢して生きている人たち」は、
「我慢しないで生きている人たち」
に対する受容力を欠き、
「自分たちとは違う常識は許せない」
という思いを生みます。
やがては
民族間の対立や戦争といった、
どうすることのできない
大きなうねりに
集約されていきます。
「常識に合わせて
我慢して生きている人たち」は、
「我慢しないで生きている人たち」
に対する受容力を欠く・・・
う~ん、鋭い指摘。
これは、たしかに、ありますね。
(私の中にも、あります(^^;)
「私が我慢しているんだから、
おまえも我慢しろ!」
という同調圧力・・・
負のスパイラル・・・
では、どうすればいいのか?
著者は、読書、
中でも、
「伝記」をおすすめしています。
このことに気づき、
誰かがつくり出した
常識に縛られない生き方を
貫き始めたときに、
人の個性は開花し、
爆発し、拡散し、
人々を幸せに導く存在となります。
そのことを教えてくれるのも本です。
例えば、
伝記に残るような偉人たちは、
それぞれの時代の常識に
縛られずに生きた人たちです。
いわば、その時代の
「変人」たちです。
そんな偉人たちの
生涯がわかる本に出会うと、
「人とは違う自分を恐れず、
自分の好きなこと、
やりたいこと、
よいと思うことを
実行し続ける勇気が
いかに大切か」
を、教えてもらえます。
そうです。
偉人たちの多くは、
当時、変人と言われていたんです!
私は、小心者なので、
ついつい、
常識人であろうとしてしまいますが、
勇気をもって、
変人にならねば!
いわば、
「変人になる勇気」
ですね(^^;
・・・いや、
よく考えたら、
読書好きの時点で、
既に、立派な変人でした(笑)
ちなみに、
伝記本(偉人伝)のおすすめは、
偉人たちの、
変なところ、ダメなところ、
至らないところも含めて紹介しているので、
遠い存在になりがちな偉人たちが、
とっても身近な存在に感じられますよ。
子どもから大人までおすすめします(^^)
次回に続きます(^^;
今回も、
最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)