ご訪問くださいまして、
有り難うございます(^^)
前回から、
小倉広さんの、
という本を紹介しています。
今回のテーマは、
「できているところ」に注目する、
です(^^)
主人公のリョウ君は、
朝の日課として課しているジョギングを、
週5日のうち、2日しかできなかったと、
自己嫌悪に陥っています。
「自分を追い込んでどこが悪いのですか?
毎日のジョギングさえもできない自分を許していたら、
ますます自分がダメになっていくじゃないですか。
現状否定をするからこそ進歩がある。
現状に甘んじていいわけがないじゃないですか」
上司であるドラさん
(アドラーの分身?)はいいます。
「果たして、本当に、そうかな」
早起きができずにジョギングをさぼったのは、
客観的な事実ですが、
主観には、2つの選択肢があるといいます。
できていないところに注目して、
このままじゃいけない、
自分はダメな人間だ、
と自分を責める、
「負の注目」と、
できていることに注目して、
自分を認める、
頑張っていると自分を勇気づける、
「正の注目」です。
週に2日しかできないとみるか、
週に2日もできたとみるか、
リョウ君はいいます。
「はぁ~?
週にたったの二日だけでできているですって?
そんなにあまっちょろいことでいいんですか?
それごときで満足していたら、
ダメ人間になってしまうじゃないですか?」
たしかに・・・
私自身も、その感覚はあります(^^;
ドラさんは質問します。
「では、質問しよう。
キミの人生の中で
自分は進歩したなぁ
と思える体験を一つ、
思い出してくれたまえ」
(中略)
「いいかい、リョウ君。
人はね、
『自分には能力がある』
そう思えたとき、
つまり困難を克服する活力
『勇気』で満たされると、
放っておいても
『もっともっと』
とさらなる優越を目指すんだ。
決して
『このあたりでやめておこう。
現状維持でいいや』
とはならないんだよ。
「例えは悪いが
『豚もおだてりゃ木に登る』だ。
きれいな言葉を使うなら、
『ゾーン体験』や
『フロー状態』と
言ってもいいだろう」
たしかに、
私自身の仕事のことを考えても、
できていることに注目した時のほうが、
もっともっと!
とやる気が出て、
頑張れた気がします(^^)
ダメなところを見て、
それをバネにするというのは、
意外と、力が出ないかも・・・
『豚もおだてりゃ木に登る』
これは、真実ですね(笑)
いいかい、リョウ君。
人の行動の九十五パーセントは
『できている』行動だ。
しかし、ボクたちはたった五パーセントの
『できていない』
行動ばかりに注目して、
『できている』
九十五パーセントを無視してしまうんだ。
それでは、
エネルギーが湧くわけがない。
やる気が起きなくて当然だ」
ほんとそうですね。
意識しないと、
つい、わずかなできていないことにフォーカスして
自信を無くしてしまいがち・・・
別の本ですが、
著者の小倉広さんは、
「三日坊主歓迎!」
ということをおっしゃっていました。
三日坊主でも、
Better than nothing!
やらないよりは全然まし。
落ち込むことなく、できたことに注目して、
何度でもやり直せばいい。
そうすれば、
すなわち、三日坊主を繰り返せば、
4日のうち3日は成功するわけですから、
つまり、達成率は75%なわけです!
このブログも、
三日坊主を何度でも繰り返す精神、
「できていること」にフォーカスして、
継続していきたいと思います(^^)
今回もお読みくださいまして、
有り難うございました。
次回は、数日間、
間隔が空いてしまうと思いますが・・・(^^;
(まずい、三日坊主どころではないぞ)