を紹介しています。
今回は、いよいよ最後の習慣!
第七の習慣
「刃を研ぐ」です。
はじめに、
ある「きこり」の例が紹介されています。
森の中で木を倒そうと、
一所懸命ノコギリをひいています。
5時間やっても、木は倒れません。
きこりはもう、くたくたです。
あなたは、こうアドバイスします。
「それじゃ、少し休んで、
ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。
そうすれば、
仕事がもっと早く片付くと思いますけど」
しかし、きこりは、強く言い返します。
「刃を研いでいる暇なんてないさ。
切るだけで精いっぱいだ!」
第七の習慣は、
この、刃を研ぐ時間をとる習慣です。
第二の習慣、
「最優先事項を優先する」の、
第二領域(緊急ではないが重要なこと)
と同じです。
定期的に、刃を研ぐ時間をとる必要があるんですね。
それには、4つの側面があります。
(1)肉体
定期的な運動によって、
体をメンテナンスすることです。
第一の習慣である、
主体性が身につくといいます。
必ずしも、ジムにいかなくても、
早歩きのウォーキング、ランニング、
自転車、水泳などでも代用できるようです。
私のおすすめは、早歩きのウォーキング!
たとえば、通勤時に一駅分歩くのは、
習慣化しやすいと思います。
(2)精神
心を静め、
自分の最高価値観を深く見つめることです。
第二の習慣の、
終わりを思い描くこと、に深く関係します。
祈りや瞑想、古典文学や音楽が推奨されています。
特に、短時間でもいいので、
瞑想を習慣化するのがおすすめです。
ちなみに、私は、
曹洞宗の総本山、横浜鶴見「總持寺」の、
月例参禅会(座禅会)に参加しています。
心が軽くなり、すっきりします!
初心者でも気軽に参加できるので、おすすめです。
(しばらく新型コロナの影響で中止となっておりますが・・・)
(3)知性
学校を卒業すると衰えがちな、
知力、分析力、表現力です。
第三の習慣、
第二領域(緊急ではないが重要)の世界ですね。
だらだらとテレビを見る時間を減らす。
(今だとネットサーフィンでしょうか)
そして、定期的に優れた「本」を読むこと!
本からは、著者が惜しげもなくささげてくれた英知を、
安価で学ぶことができます。
文章を書く(アウトプット)も大切だといいます。
このブログは、まさに私の役に立っています(^^;
読んでくださる皆さまのおかげで、続けられています。
本当に、有り難うございます。
(4)社会・情緒
人間関係におけるリーダーシップ
(第四の原則)
感情移入のコミュニケーション
(第五の原則)
創造的な協力の原則
(第六の原則)
に基づいています。
これらを成功させるためには、
知力よりも、主に情緒的側面が重要であり、
自分の内的安定性と自尊心(すなわち自己受容)
がカギになるといいます。
これらは、
他人がどう思いかではなく、
自分の中から生まれるものであり、
心の平安は、自分の生き方が、
正しい原則にと、それに基づいた価値観とで
調和しているときにのみ、
得られるといいます。
また、
有意義で人の役に立つ奉仕も、
内的な安定性を与えてくれるといいます。
ここで、
心理学者でカウンセラーの、
古宮昇さんの文章を紹介します。
「幸せで充実した人生を生きるために必要な2つのこと」
①成長している実感
②誰かの役に立っている実感
新しいこと、変化は、不安を感じますが、
大事なことは自分の心に聞く。
不安に主導権を渡さない。
打算ではなく、前向きな情熱で、やってみたいことをやる。
人生に失敗はない、すべて経験。
そうやって障害を乗り越えて、次のレベルに到達すると、
人生が充実する。
好きなこと、得意なこと、興味関心があることで、人の役に立つ。
(ただし、無理して嫌なことはしない)
こうすることで、生きる意味、自己価値観を感じられるといいます。
深く同意します!
次回に続きますね(^^;