セーラの風便り -7ページ目

『アップルソング』

本屋さんで何気なく手に取った一冊『アップルソング』小手毬るい 著

その名前が素敵だなと目に留まり、ニューヨーク州に
在住であることも手伝い、1冊だけ以前に小手毬るいさんの本を
読んだことがありました。恋愛小説を多く書いているようですが、
この本はひとりの女性の一生の物語です。

恋もするけれど、それだけではない・・・ 
彼女の生きる道の途中に運命的な出会いがいくつかあり、
そのなかに恋もある、というか。


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激動の時代を日米両国で生きた写真家の物語。
赤ん坊の茉莉江は、空襲の後焼け野原になった岡山で瓦礫のなかから
救い出された。叔父の希久男に。

そこから始まった茉莉江の人生は、10歳で母親の再婚に伴いアメリカに渡り、
NY同時多発テロで幕を閉じる。この物語には、その激動の時に日米間で起こった事件、
史実が臨場感とともに描かれています。

なぜ”アップルソング”がタイトルになっているか、そのいくつかのわけは、
本を読んで行くとわかります。”アップル”を表す意味合いが。
うまいなあ〜と何度も膝を叩く。   


調度この本を読んでいた頃、日本では伊勢湾サミットがあり、
その後オバマ大統領の広島訪問があり、それらの様子がニュースや
新聞で報道されていました。

重ねて同時期に、長年の友人がアメリカから日本に来ていたので、
私はこの本を読み進めながら、現実に今起こっている日米のことと、
本の中で起こっていたことを交叉させていました。

また、私自身のなかに点在するアメリカの記憶、受け入れたくないこと、
愛おしいこと・・・心の隅に置いていたメランコリックな何かに触れては、
空を見るのでした・・・

戦後アメリカを生き抜いた一人の女性、茉莉江。
本を読み進めながら、絶望的な気持ちになったりほんわかしたり・・・
読み終わって脱力。しばらく呆然としました。

また読みたいな。
2回目は、アメリカ行きの飛行機で読みたいと思いました。

家族でお茶会

”野点”というほどではありませんが、月1度くらい外でお抹茶を点てます。
「お茶会するよーー!」と声をかけて〜庭集合。

着物は着ませんが身支度を整えて、
テーブルをきれいにし、庭の一輪を飾り、茶器を揃えて・・・

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お菓子は、すゞやかなこの季節ならではものを用意しました。

風にのってクチナシの花の甘〜い香りが漂ってきます。
クチナシは父が好きだった花、父の命日の6月からクチナシが咲く頃に
なると、父の存在を強く感じます。その度にありがとう、と思うのです。


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一杯のお茶でもてなす、そのために季節の花を飾り、茶器をそろえ、
お菓子を選び・・・茶道は究極のおもてなしであり、季節感を愛でる
豊かなたしなみ。お茶一杯のために・・・そういうことが私はとても好き。

余談ですが、
今朝読んでいたエッセイのなかで、「フードスタイリスト」に
ついて書いてありました。

料理のスタイリストの仕事は、その料理に
合ったお皿やテーブルクロスなど、もっと料理をおいしくいただくための
料理の身だしなみのようなもの、と。

いいな〜・・・
フードスタイリストな気分で、食のまわりを潤したいなーーと思った
日曜日の朝です。

スローダウン


夜7時過ぎまで明るい夏の夕暮れはうれしい。

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夕暮れ、夜ランへ。

ふぅ〜やっと週末。
何だか慌ただしいなー 

春からノンストップで進んできた感。
仕事が好きだからなー ついつい時間を忘れて働いてしまう。
バランス悪いよなー

少しスローダウンしてゆっくりしたい週末、
こういう時、私はじっくり料理をしたり、アイロンをかけたり
したくなります。

手間ひまかけて、丁寧に暮らすことをしたいのであります。