セーラの風便り -15ページ目

『リボン』

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すみれちゃんは、大の愛鳥家。
すみれちゃんは、一世を風靡したシャンソン歌手だった。
すみれちゃんは、スプーンを使ってお味噌汁を飲む。
すみれちゃんは、綿菓子のようにお団子にまとめた髪の毛の巣で3個鳥の卵を温めている。

すみれちゃんの親友は、ひばりさん。
「すみれとひばりは永遠の仲間です」と、生まれたばかりの孫に”ひばり”、という名前を
プレゼントした。

小川糸さんのこの本『リボン』は、少女と祖母が大切に卵を温めて
育てるところから始まる。

3個の卵のうち、孵化した一羽の鳥の名前は”りぼん”。
「わたくしの魂とひばりさんが永遠にリボンで結ばれているのです。」
とすみれちゃんが命名した。
「魂は心に守られ、心は更に体に守られています。」とすみれちゃんは
続ける。

その話しを聞いたひばりさんは、
「イチゴ大福みたいなもの?!」とふとひらめいて言う。

そうして、すみれちゃんとひばりさんは大切に大切に”リボン”を
育てていく。それはそれは慈しんで。
ところが、そうして育てたリボンが、ある日ふと飛んで行ってしまう・・・

やっぱりもう一度、リボンに会いたい。会って一緒に遊びたかった。


・・・そこで物語はおしまい、
と思っていた。

その後、飛び立ったリボンが空を自由に飛んでいるかのような間、
鳥を巡るいくつかのショートストーリーが続く。
その度に、ほっとしたりドキドキしたり・・・
鳥のことって、今まで考えてみたことなかったなーー

本の終わりに近づいてきた頃、ふと
いなくなってしまったリボンを捜すシーンから始まるお話の続きがあった。

時が流れ、ひばりさんは中学生になり、リボンがいなくなって
からのすみれちゃんは、日に日に元気がなくなり、車いすでしか動けなくなった。

そんな時すみれちゃんが話す若かりし日のこと、ベルリンでの出会い、社会情勢、
時代背景。すみれちゃんからの最後のプレゼント、リボンの
育児日誌。すみれちゃんの遺言。

ひばりさんは、すみれちゃんの遺骨を持ってベルリンへ発つ・・・

ここからのシーンは、夢中でひばりさんと一緒に歩き彷徨い、自分の心も探った。
胸の奥にあったちっちゃな傷や刺にツンツン刺さり、泣けて・・・

1つの物語のなかに入り込み
はあ~何だか脱力三3

さくら吹雪

わが町のソメイヨシノは満開を過ぎ、しだれ桜にその時機を譲り~

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たなびく風にさくら吹雪~桜

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桜舞い散る~♪・・・って歌があったなぁ。



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ようこそ展勝地へ!

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さくら、さくら、さくら… 


わが町北上には、桜の名所があります。

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『展勝地』という”全国さくらの名所100選”の1つに選ばれた桜並木です。
樹齢90年以上の桜が、北上川沿いをはじめこの辺り一帯に、
およそ1万本植えられています。

桜まつり開催中の4月中頃からゴールデンウィークは、毎年多くの観光客が
訪れますが、特にも今年は外国人の方々が多いようです。

数日前、駅で人を待っていると、次々降りてくる外国人たち・・・
中にはバックパッカーのカップルも何組かいました。
JRの方に聞くと、新幹線に乗ってやってくる観光客の半分が外国人、
6割が中国人なそうです。

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フランスから桜前線を追いかけて来た方をご案内、
桜を愛でる心は日本人だけのものではないのですね。

子どもの頃から見馴れている展勝地は、今年岩手で開催される
岩手国体のためもあるのでしょう、随分きれいに整備されていました。


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この週末が、桜を楽しむ最後の週末になりそうです。
どうぞお出かけください。



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