今日の相談
人生うまくいかなくて
ツライんです。
相談員1
蛭田敦士(ひるた あつし)
ハーハッハッハッハ!
そんなの当たり前だろ。
ピアノの調律じゃないなら帰るぞ!
まあ、ひとつ言うなら、
「自分を安売りするな」ってことだろうな。
(部屋から去る)
相談員2
星野 小眞(ほしの こま)
あの、今の、「安売り」しているから、苦しいんだよ。もっと自分を大事にして、もっと高い価値だと認めてあげれば、「うまくいかない」とか、「ツライ」とかなくなってくるって、多分、そういうことだと思うんです。
では、失礼します。
(ペコリと頭を下げてから退場)
今日の相談員紹介
蛭田敦士(ひるた あつし)
巽ピアノ調律所の社員。
「家庭やホールに設置されたピアノを調律する」という一見技術職に見えるが、バリッバリの接客業をやっているのに、傍若無人で口が悪く、へそ曲がり。
ピアノの調律の腕は天才的で、ピアノの持っているポテンシャルを引き出し、生まれ変わらせることができる。
星野 小眞(ほしの こま)
巽ピアノ調律所に研修生。
蛭田とお客様の調整役として雇われる。
蛭田に振り回されながら、「商売とはなにか」を掴み取ろうとしている。
今日の漫画★ピアノのムシ
蛭田に振り回される周囲を楽しむ漫画。
「調律師」という仕事も魅力的に描かれているので、ピアノを触ったことある方は絶対読むべし。
蛭田の行動は一見傍若無人だが、「調律師」というブランドを育ててこなかった業界への反抗とも見て取れるから切ない。
ストーリーとしては、全体の構成はちょっと好きではなかったが、1話1話はかなり読ませてくれる。
サラリーマンから起業するとき、
ブランドを作ることを考えたいときなど、
社会人になったら一度は読んでおきたいオススメの1冊。
漫画キャラの相談をリアルで体験したい方は、10月1日ZOOMやります!
こちら↓