昨日、12月15日(火)はLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された佐野元春&ザ・コヨーテバンド「Save It for a Sunny Day」を見る。同会場で彼を見るのはこの2月8日(土)に開催されたトリビュート・ライブ「SONGS & FRIENDS 佐野元春『Cafe Bohemia』」以来になる。まだ、1年も経っていないが、遥か昔のように感じてしまう。
「COVID-19」に対して、いまできることをするという意思の元、“この状況で表現しうる特別なライブ”。ツアータイトルの「Save It for a Sunny Day」には“コロナ禍が明けた後の新しい日のために、今ある夢や計画を大事に、というメッセージが込められている”という。日程も規模も限定されたものだが、12月13日(土)の名古屋、15日(火)の東京、16日(水)の横浜、19日(土)の京都、21日(月)の大阪と、“ツアー”が行われることになった。
まだ、ツアー中なので詳述はできないが、“佐野元春デビュー40周年”は先送り、“コヨーテバンド結成15周年”という感じだろうか。佐野元春(G、Vo)、小松シゲル(Dr) 、深沼元昭,(G)、藤田顕(G)、 高桑圭(B)、渡辺シュンスケ(Kb)、大井スパム(Perc)というフルメンバーにDr.kyOn (Kb)が加わる。彼の参加によって寿ぎ感と色彩感が増す。それにしても潔いセットリストだった。コヨーテバンドのベストトラックの固め打ち、そして、「合言葉 - Save It for a Sunny Day」を始め、この2020年に生まれた新曲達も次々と披露される。勿論、ハートランド時代の新世代の嚆矢となった曲も2020年へのメッセージとなって、オーディエンスに届く。
検温や消毒、制限入退場、ソーシャルディスタンスに配慮した座席数、マスク着用、連絡先の登録……など、いろいろな制限や制度を設けせざるを得ない中、観客の協力もあって、開催される。勿論、主催者も開催実現のため、多くの困難や課題に直面しては、それらをひとつずつ克服していったことは想像に難くない。そういう意味では特別なイベントと言っていいのではないだろうか。
拍手はできるが、声を出すことはできない。しかし、心の中にはオーディエンス達の歌声がこだましていく。来年、2021年は“40周年”を祝うことができればと思う。そうなることを信じている。