(前回までのあらすじ)
超ドンクサ警官による検挙手続きがやっと終わって
釈放された筆者であった。
* * *
9分もお待たせののちY子が助手席に乗り込むなり、
筆者は一部始終をぶちまけ、いい具合にすぐに出てきた一旦停止線にて、
筆者が検挙された際の筆者の安全確認行為を再現して見せたところ、
筆者には安全上一点の落ち度もないことにY子も同意してくれた。
それで大変スッキリした。
さて、その後、予定の蕎麦屋に入り、とりあえず落ち着いてみると、
バッグの中に先ほどのキップと罰金払込用紙と免許証が見当たらない。
そんなことないと思うが、払込用紙を失くしたら労役しないといけないかも
しれない!と思うととても心配になったのですぐ車内を捜索したところ、
キップはシートとギアボックスの間に、免許証は運転席の下から発見された。
ゼンゼン覚えていないが、警官からキップと免許証を受け取って発進するなり
無意識に手に持っていたこれらを投げたものと思われる。
憤慨のあまりのことと思われるが、筆者の怒りは
何にも悪いことしてないのに捕まったことに起因するのではない。
社会のルールが適用されたことは仕方なく、
ただ筆者が待ち伏せを察知しなかった点が悔やまれるのみである。
しかし、法の執行者があれほどに不手際なのは、納税者として全く不満である。
当該警察署には猛省してもらわねばなるまい。
それから、一旦停止線の位置の改正を提案したい。
現在、一旦停止線で停まっても、本当には安全を確保できないことがほとんどである。
一旦停止線の位置が手前すぎるからである。
一旦停止線は一か所につき2本設け、手前の一本は現在のものと同じ位置において最徐行線とし、
次の1本を現在の一旦停止線よりも50~70cmほど前に描いて停止線とするのである。
そして、これらの2段方式によって安全が十分に確保されることから、
一旦停止は何秒止まれば有効、などというバカバカしい定義は外すことにするのだ。
このように一旦停止線を改善すると、一旦停止無視の検挙率が下がって
歳入が減るので改善しないのではないだろうな。
また、違反金は金融機関以外では払い込めない、ということをこの度初めて知った。
筆者が前回違反金を払ったとき、コンビニには料金払込み機能が
まだなかったからである。
というか、そもそもコンビニがこんなに普及していず、コンビニで支払えたとしても
あんまり便利とは言えない時代だったのである。
しかるに、このコンビニインフラ絶頂時代に、
違反金は金融機関以外では払い込めないって、寝言ではないのか。
違反金が集めたければ、せめてコンビニで好きな時間に手軽に
支払えるようにして違反者の便宜をはかってはどうか。
それともこのめんどくささも懲罰の一環なのだろうか。
でも実際には、筆者が近くの銀行に入って、案内係のおばさんに
「交通違反の罰金を払いに来ました。」
って告げるや否や、おばさんが、世の中にこんなかわいそうな話があるか、
といった顔になってくれて
「まアァ!!それはそれは大変・・・!! こちらの用紙にご記入ください!」
と、ものすごく同情の気持ちを表してくれたから、銀行では嬉しかった、
というわけで、あんまり懲罰の一環の役には立っていなかったようである。
なんにしても、20年以上も続いた筆者のゴールド免許歴がこれにて終わり
なのが残念だが、ヘンなのは、次の免許更新までの3年間にわたって、
現に違反歴を持つ筆者はゴールド免許保持者として生きていくのである。
こういうのを 「金メッキ」 っていうらしい。
誰が言ったか知らないが、ウマイことを言うヤツである。