<英語版は明日>
このところ、ちょっと時間がゆったりしているので
全体的な運動不足とコレステロール、骨密度のために打ち立てた
日々の目標歩数を満たしまくっておる。
筆者の目標歩数は以前は1万歩だったけど、
これがなかなか大変なのである。
1万歩を歩くのは大変ではないが、日常的に近所で1万歩消化するとなると
コースを思いつくのが困難なのだ。
徒歩圏内で一番遠い隣の駅前のスーパーまで行って帰っても
7000歩強であり、遠いからあまり重いものを買うことができず、
実用面で今一つなため時々しか実行しない。
また、歩くために毎日スーパーに行くと毎日お金を使ってしまうので
経済面から最適とは言えない。
それで、8000歩に引き下げた。
しかしそれでも毎日達成することは難しい。
忙しいと800歩ぐらいの日もある。
これは筆者が通勤しないことの大きな短所である。
この月曜日、非常に長い間ほったらかしていた用事を片付けに
隣町まで歩いた。
お天気は素晴らしく、ここかしこにある神社やお稲荷さんに
アイソしながら歩く。ここは巡礼街道と呼ばれた正しい道なのだ。
目的地について用事を果たす。気になっていたことがやっと片付いた。
安心したら、そのあとどうなるかというと、やはり喉の渇きを潤さないとな。
ウッドデッキのあるセルフサービスのカフェに入って
アイスコーヒーのMを注文し、外の席へ。
うしろからお姉さんが、「シロップとフレッシュはそちらの棚に」
と声をかけてくれたが、筆者には無用だから
微笑みを返しておく。
さて、ここで席選びに必要なのは観察力だ。
なぜと言うに、頭上が屋根代わりの生きた木であるがゆえに
鳥のうん子がここかしこに落ちているからだ。
ボヤっとしてるとうん子の上に座ってうん子の上に置いたコーヒーを
のむことになってしまう。
よく考えたら飲んでる最中にうん子が降ってくることもありえたが、
その時はそう考えなかった。
直射日光が当たらず、うん子もついていない席を厳選して
着座するなりコーヒーを一吸いして固まってしまった筆者である。
・・・甘い!
いやいや、信じ難いからもう一吸い。
・・・ダー!甘い!!
そういえば昔はそうだった。
筆者が子供のころは冷やしコーヒーにはすでに甘みがついていることがほとんどだった。
それがだんだん減って、甘い味付けをしている店が2軒に1軒になり、3軒に1軒になり、
この頃では絶滅したと思って安心していたらこんなとこにまだ。
さすが、田舎モンの町である。筆者の住んでいる町も田舎かと思っていたが、
土着の住人の割合が激減しているせいか、もはやそうでもないらしい。
こちらの町は戦国時代に某という武将が領地にして以来、とかいう土地で、
今もその某姓を持つ住人だらけという由緒正しき荘園なのだが、
由緒は正しいが、アイスコーヒーの進化は冷コーで止まっているらしい。
喉が渇いていたから3分の1ほど飲んだが、もういけない。
筆者は全くのブラック派なのだ。
あるいはコーヒー牛乳ぐらいコーヒーでなくなっているものなら
かえって良いのだが。
第一せっかく歩いて美味しくもない糖分を摂取するのは損すぎる。
筆者はウォーキングに加えて(ぷち)ダイエット中なのだ。
せめてSにしとけばよかった。
しかしまあ、空いていたのでコーヒーが飲めなかった分、好きなだけ座っとこう。
薫風の中、爽やかな雰囲気と全然そぐわない愛読書
「雨月物語」 を読む。
この本は小学生の時、従兄のおさがりを初読して以来何度も読んでいるが、
読むたびごとに新鮮だ。
今回は原文に挑戦している。
古文とはいえ、日本語だからなんとなくわかるが、
一方今の日本語からはかけ離れた言葉もたくさんある。
現代文では不可能とも思える簡潔さと、古いがゆえに新しいとも感じられる
修飾で、文章が大変に美しい。
何年かの訓練の結果、古文も大分読めるようになってきたのであるが、
でもやっぱり心配で現代語訳も読んでしまう。
同じ道程を歩いて帰って計10500歩。
130%達成であった。