待合室にて  In the Waiting Room | zuzu's room ズーズーズルーム

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                                written by the runner of ちょっと訳して.com



先日、朝からウチのバアサンの病院のハシゴをしたときのことですが。



まずはこないだまで心臓で入院していた内科で受診したわけですが、

そこでまああんた、ものすごく大変そうな人がいてまして。



内科は小児科と隣り合わせになっておるのですが、待合室にいるときから

母の診察が終わるまでの間中となりの診察室から

 「じわじわ殺されそうになっている人」 

ぐらいの勢いで泣き叫ぶ女児の声が。



とにかく、よく息が続くな、というぐらい叫び続けており、

関係者がどう対応しているか知らないが、タイヘンだろうなあ

と医者や看護師の立場に立っていた筆者、黙っておれなくなったらしく、

無意識に小声で


 「コロスゆうてるんちゃうねん、治したろちゅうてんねん。」


などと、つぶやきながら仕事の書類に目を通しておったのです。



この女児が診察室内でどんな恐ろしい目に合っていたか!!

・・・というと、後に得られた証拠から推察するに

「注射されていた」だけらしい。



というのが、母の診察を終えて会計のところで順番を待っていたとき

あとから当の女児が母親に連れられて登場。

相変わらずギャアギャア言っていたため当人と判明。

コイツの二の腕に注射の痕であることを示す

小さな絆創膏が貼ってあったものだ。



治療も終えて会計のとこまで来ているのに

全然冷めやらぬ様子でピークを維持しつつ泣いていたので、

筆者、思わずまた小声で


 「なんでやねん、もう終わっとるがな。」


と突っ込んだりしていたところ、女児は段々泣くのに飽きてきた様子で

ときどき泣き止んではそのへんの様子を観察したりして、

ふと思い出すとまたぞろ


 「イタイーーーーーー!!!!ギャアアーーーーー!!!」


と騒ぐ、ということを繰り返すので、

筆者、


 「イタないっちゅうねん、今忘れとったやろ、どこがイタイねん。」


などと独り言を言っていたつもりが・・・・・

となりに座っていたお婆さんが明らかに筆者の独り言に対する反応として


 「ククク!!ホンマにね!でも見たら思い出すんよ!見たら!」


と加わってきて、なおも観察していると、お婆さんの指摘どおり、


 泣き飽きてあたりを観察(ヨユー)

     ↓

 わざわざ絆創膏を見る(思い出す)

     ↓

 もっと詳しく見る(よみがえる恐怖)

     ↓

 「イィーターイィーーーー!!」


というしくみになっていた。



そこから筆者とお婆さんとうちのバアサンは寄席のように3人並んで

芸人が、いや、女児が上記のループを繰り返すのをしばし鑑賞し、

笑い、つまらぬ待ち時間を有意義に過ごすことができたのだった。



ごくろうはん、女児。

ありがとう、注射。



                              記 ネット翻訳サービス ちょっと訳して.com  運営者