富士登山、5回目になります。
5回中、1度しか山頂までいけいません。
2013年が初めて、富士山登山だったと思います。
家族全員で行って、子供たちが高山病で8合目で下山
その後、2019年に一人で山頂まで行っていましたが、こころ残りが1つありました。
最高峰の剣が峰に行けてないこと
富士山の本当の山頂は「剣が峰」ですので、いつかはと思っていましたが、コロナもあり5年が過ぎ去ってしまっていました。
今年の8月は、台風、天候不順も多くなかなか自分の都合で、計画が立てられず、もうあと1週間でシーズンが終わってしまうなと、山小屋情報をポチポチ見ていました。
そしたら、2日前に見た時は、吉田ルートの山小屋すべてが満室だったのですが、9/6(金)八合目の蓬莱館に空きが

奥様と相談し、OKが出ましたので予約
しかも、この週末だけ天気がよさそう
そして当日の朝
諸事情と高速道路のトラブルで、富士山 吉田口の5合目についたのが、15:30
本当は、12:00頃到着して昼食とってのんびり登る予定でした。
急ぎ、入山料と協力金を払い、登山スタート


ゲート通過は15:58になってしまいました。

山小屋予約のある人は、16:00過ぎても登山できますが、暗くならないうちに山小屋へ着くが心配でした。
トイレに寄らずにスタートしたので、6合目でトイレタイム

5年前より100円上がっていますが、PayPayが使えるようになっていました。

折角の機会なので、PayPayでお支払い

PayPayで払うと、時間も記録されるので、いつトイレにいったか、後から分かりますね。
こころなしか、個室は以前より綺麗になったような
今回は、急いでいたこともあり、あまり写真を撮っていません。

8合目に向かう最中、雲を抜けましたが、雲の上は夕焼け状態になりはじめていました。

目的の山小屋「蓬莱館」についたのは19:50と辺りは真っ暗
約4時間かかりました。
ヘッドランプと携帯ランプは持っていたのですが、途中、足場が悪い場所が暗くて怖かったです。
以前、ツアーで行ったときは、団体でしたので、一緒に行った人がランプを付けると、周囲も明るかったのですが、一人だとこんなに暗いのかと反省しながら登りました。
途中、上の山小屋の方が、私のヘッドランプを見つけて、明かりを射してくれたのは有難かったです。(ありがとうございます。)
気が張っていたのか、今回は頭痛に悩まされる高山病はなく、山小屋に着きましたが、汗びっしょりで、ヘトヘトでチェックイン
山小屋の方も、私に気遣ってくれて、お食事は20分頃位にしますかと仰って頂き助かりました。
コロナ渦の対策で、隣の人の間にはパーテーションの壁があり、個室感のある寝床でした。(写真撮り忘れました)
寝袋に毛布まであり、今まで泊った山小屋としては最高の部屋でした。
写真は、蓬莱館のHPよりお借りました。
さて、夕飯ですが、カレーにサラダにハンバーグ、スープまで着きます
ご飯の量もボリューム満点です。
食事の後は、朝まで就寝
大半の方は、山頂でご来光のようで、私が起きた時は周囲に寝床は殆ど空いていました。
私は、山小屋でご来光
時間ギリギリまで部屋に入れるので、寒さは問題ありません。
朝 5:10 日の出の時間
雲があるので、朝焼けになりますが、太陽は少し遅れてお目見え
5:15過ぎてから顔を出し始めました。
山小屋の方曰く、今シーズン最高のご来光だったようです。(凄いラッキー)
太陽が出ると、山小屋の方が「最高のご来光に感謝し、みなさんで万歳三唱しましょう」とお声掛けがありました。
山小屋で見ていた人(10人弱)全員で万歳三唱 いい思い出ができました。

何だか、いい1日が始まったように感じました。
5:40 山小屋の方にお世話になったお礼を伝えて出発
もう周囲は明るいので足場も、はっきりして歩きやすいですが、空気が薄いので直ぐに息が切れます。
天気は、最高でしたので、あちこちの山小屋で寝袋を屋根に干す様子が分かりました。
雲はかなり下ですので、天候が良いので、登っていると暑いくらいです。
5年前に来て分かっていますが、9合目からは空気が薄い上に足場が悪くなるので大変です。
9:20 ようやく吉田ルート山頂へ到着
ここまで、息は切れましたが、前回のように体がふら付いたりすることなく辿り着くことができました。
山頂は、たくさん人が居ましたが、この日は外国の方が多いように感じました。
アメリカ?の方か、英語でスマホのシャッターを頼まれることもありましが、オリンピックボランティアの練習がここで役に立ちました。(初実践)
さて、続いて最終目地点剣が峰を目指します。(お鉢巡りです)
向かう場所は、私の現在位置から真反対にあります。
チョット遠いかなと思いながも、目的地に向かって進みます。
こんな感じでアップダウンのある道を進みます。
私は、時計回りで進みました。
柵もなく崖になっているところもあり、少し怖かったです。
剣が峰直前に、最大の登坂の難所
傾斜何度あるんでしょうか?
砂利なので、前に行こうと足を出して踏ん張っても、砂利ごと下がってしまうのです。
距離はそれほどないので、もがきながら15分位で旧観測所の場所まで行けたと思います。
並んで、後ろにいた方にスマホを渡し撮影していただきました。
日本で宇宙に一番近い場所と思うだけ興奮してきます。
ちなみに、着ているポロシャツは宇宙戦艦ヤマトコラボのアンダーアーマー製です。

それより、念願叶って、50代最後に目標達成できたことが一番嬉しかったです。
お箸巡り、残り半周を歩きスタート地点に戻り、軽く昼食
1,000円のカップラーメン
高いけど、この塩分が汗をかいた体には沁みます。

そして、次に待つものは下山ルート
このコースあまり好きでないです。
砂利砂の道なので足場が悪く、前の人が歩くと誇りが立つのでマスクしながら、6合目まで続く、つづら折りのコースを地道に歩きます。
スタート地点の富士スバルライン5合目に到着したのが、15:30頃でした。
山頂で、ペットボトル1本買ったのですが、この日は天気がよく暑かったので1本では足りず、2本買えばよかったと途中後悔しました。

富士スバルラインのゴールに着いたときは、速攻で何故か自販機内の目に飛び込んできたドクターペッパーを買って一気飲みしてしまいました。

お昼は、カップ麺だけでしたので、下山後、谷村PAで吉田の肉うどん
天ぷらもトッピングして美味しく頂いて帰ってきました。
今回は、天候に恵まれたのが最高の幸運だったと思います。
ご来光に、剣が峰登頂 50代最後のいい記念になりました。

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