家計整理アドバイザー
作下裕美(さくしたひろみ)です^^
生活必需品以外で、
何か欲しいモノやサービスを買うとき、
家計の面で言うと、
「買える」と「買っても大丈夫」の
2種類があります。
正確に言うと
「買える(けど…)」と「買っても大丈夫」
の2種類です('ω')ノ
「買っても大丈夫」と言うのは
買うためのお金が
しっかり用意できている状態。
それに対して「買える(けど…)」
と言うのは、
それを買うお金自体はあるけれど、
- 買ったら他の支払いが回らないとか
- 必要な貯金ができないとか
- 他の貯蓄分を切り崩さなきゃいけないとか
- 借金をすれば買えるとか
そういう状態です。
どちらが良いかは一目瞭然
家計コンサルや講座をやっていると、
ご自身の家計の状況の深刻さが
まだ理解できていないのか、
/
このローンの支払いが終わったら
〇〇(大物家具)を買おうと思って〜!
\
という方もいらっしゃいました
う~ん。。。
確かにローンの支払いが終われば、
その分、
他のことにお金が回せるけれど、
今のあなたの家計状況では、
家具なんて買っている場合ではなくて、
『収入の割には現状ほとんどない手元の貯金』
をとにかく増やしていかないといけないのよ!?
〇〇に向けての貯蓄をしていかなきゃ
いけないんだよ!?
わかってるかい?
と思ってしまうことも正直あります。汗
確かに金額だけ見ると「買える」けれど、
今はまだ買っちゃいけないよね…状態。
もちろん、
お金を何に使うかはその人の自由。
でも、
目の前の欲しいをガマンできなくて、
将来きびしい家計状況になることが
想像できないと、
あとあと苦労するのは自分です
目の前の「欲しい!」を我慢できない現象を、行動経済学では、現在思考バイアスと言う
なので、そういう方には
このローンが終わったら、
その分を貯蓄に回すことで、
今悩んでいるこのお金の状況が
こんな風に解決するよ!
と、
未来を見せてあげる作業が大切だと
思っています。
これまでの話でよくあるのが、
保育料が無償化になったり、
スマホを格安SIMに変えて
料金が安くなったりしたときに、
その浮いたお金が
パーと生活費に消えてしまう人は、
現在思考バイアスの
思考になっている可能性が高い!
浮いたお金を、将来を見据えて
「今この貯金が弱いからこのために貯めていこう!」
「この借金を早く返済しよう!」
と考えられる人は、
この先もしっかり家計管理ができます!
皆さんはどうでしょうか
浮いたはずのお金が
いつの間にかなくなってる!!
となっていませんか?
こういう思考は
自分では気づかないうちに
無意識にやってしまっているので、
そうならないためには、
客観的に現状や起こりうる未来を
可視化してみる作業が必要です!
軽くショックを受けた方がやる気も出たりします。笑
私が開催している講座やコンサルでも、
この可視化作業は
もちろんやっていきます!
いろいろ数字をいじって
シュミレーションしてみると、
/
この支出を見直せば
家計全体がこんなに変わるんですね!
希望が持てますね!
\
と先日の家計コンサルでも
受講生さんがおっしゃっていました!
人間、希望が持てると、
やろうと言う気持ちになる(^^♪
今の資産や負債の状況、
年間の収支の状況は
書き出してみましょう^^
ちょっと1人では難しい…という方は
ぜひ頼っていただけるとうれしいです♪