前回、
地震対策として非常食は持たない、
という選択をすることにした話をしました。
非常食を持たない、という選択をした私たち。
他にも決めたことがあります。
今回は、
非常食や防災用品を買い揃える以外の
防災・減災対策について考えていきます。
ではでは
あかるい終活✖️ついの住処のお片付け
ライフリフレッシュトレーナーの
小栗あゆこが本日もお送りします
今スグできる防災・減災対策
さて。
防災用品を買い揃える以外の
防災・減災対策とはズバリ
家の中を片付けることです。
家の中のものを片付けて、
ものを減らしておくことは
ケガを防ぎ、避難しやすくするための大事な備え。
収納も大切だけれど、
安全を優先する目線も持っていたいですね。
新しい”基準”
みなさんは津波や豪雨災害の後の
映像を見たことがありますか？
水に浸かって壊れた家電が山積みにされ
泥まみれの日用品を洗っている場面。
こういった場面を見るたびに
この家にあるものが
全部泥まみれになったとしたら、
それでも取っておきたいものって、
どれだろう？
と自問するようになりました。
たとえば、写真や
家族の思い出が詰まった小物。
私にとってこういうものは、
時間がかかっても、
丁寧に洗ってでも残したいと思えるものです。
『丁寧に洗ってでも残したいと思えるもの』
これを私たちの中での
“新しい持ち物の基準”にしようと決めました。
なんとなく手放せない物
一方で、
「なんとなく手放せなくて持っているもの」
って、案外多いですよね。
もったいないとか、
いつか使うかもとか、
そんな理由でずっと居座っているモノたち。
我が家の場合はLEGO一式かな〜。
いろんなシリーズ揃ってます。
あらためてこうして見ると、場所とってるなぁ・・・
でも、
それが本当に必要なものかと聞かれると
ちょっと自信がありません。
泥まみれになったら
洗ってまで取っておきたい？
うーん、
そんなことはないなぁ。
泥だらけになってしまったら、
売ることもできなくなるし、
使う気にもならない。
きっとあっさり捨てちゃうだろうな〜。
だったら、
今のうちに手放す選択をして、
現金化するのもひとつの手だよね。
それが
必要としている誰かのもとに渡れば、
それはそれでモノにとっても良いこと
防災・減災のために今、わたしができること
『備える』というと
つい買い足すことばかりに目が向きがちですが、
実は『減らすこと』も、立派な備えです。
何を持ち、何を手放すか。
それを考えることは、
防災・減災の視点からだけでなく、
これからの暮らしを整えるためにも大切です。
普段の生活が軽やかになることで、
いざというときの安心・安全も自然に手に入ります。
あなたの家にも、
『なんとなく取ってあるもの』は
眠っていませんか？
丁寧に洗ってでも残したいものは、
きっと、人生で本当に大切にしたいものと、
重なっている気がします。
そんな目線で、
家の中のモノたちを見つめ直してみると、
手放すことにも、ちょっと、
勇気が出てくるかもしれません。
小さな見直しが、大きな備えに変わる。
今日の5分が、明日の安心につながりますように。
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