2回目アイソトープ行ってきました | 甲状腺乳頭がんになりまして

甲状腺乳頭がんになりまして

2011年いきなりのガン告知。まさに「がーーん!」。でも負けてたまるか!このブログが同じ病気と闘う人たちの役に立てますように…。

2週間のヨード制限を乗り越え、ついに今日行ってきました!


とはいっても、まだあと3日間ほどヨード制限は続くのですが…涙



前回は5日間ほどの入院をしましたが


今回は通院での治療となりました。



前回は冬。大雪の中の入院でした。


それに比べて今回は夏。


しかも2日くらい前からカラッとした暑さでとても過ごしやすい。


今日も汗だくにならずに済んでよかったです。


汗をかくとそれだけ放射線が服とかいろんなものに付着しやすそうだし…。



それにあんなに心配していた便秘も今回はゼロ。


きっと季節の果物をたらふく食べてるせいだな。うむ。


特にスイカ。あれはいい!


通常時にスイカを食べると下痢気味(失礼!)になるんだけど


それがいいみたい。水分がいっぱい出るから今回はいい感じ。


ゆるからず、固くなりすぎずなちょうどいい感じ!



なので、これからアイソトープ治療をする人は


便秘対策としてスイカがおすすめです。笑


もしくは水をいっぱい飲むとかも効果的?


夏だから汗はいっぱいかくけど、その分水もよく飲むし。


それもいい効果となったのか。うむ。


今思えば、冬はあんまり水分とってなかったのかもなぁ。



さて、前置きはこの辺にして。


一人で運転して行ってまいりました病院へ。6月以来です。



完全予約制で予約なしの患者は一切受け付けないがんこな病院。


でもそのおかげで、めーーーっちゃくちゃ待たされることがない。


受付に行くと、今日診察する予定の人の名簿があって


たぶん15人程度かな。ずらっと名前が書いてある。


で、受付すると、「はーーーい。〇〇さんね、オッケー!」ってなぐあいに


その名簿にチェックが入る。


もちろんコンピュータ処理もしてるだろうけど、


今日診察する人の名簿が事前にプリントアウトしてある病院って少ないのでは?


これはこの病院の特徴だと思う。


ちなみに大きな病院です。大学付属病院。



いいのか悪いのか、受付のおばちゃんたちもちゃんと仕事するけど


すっごくフレンドリー。とっても。タメ口でね。


最初は「プロフェッショナルとしてどうなん?!」っていやだったけど


電話での問い合わせも、窓口での受け答えも


方言まるだしで、タメ口だけど近所のおばちゃんって感じで


いつもあったかく、親身になって対応してくれる。


なれたらこっちの方がいいや。楽ちんだし事務的じゃなくていい。



またまた前置きが長くなりましたが。。。


10時からカプセルを飲む予定だけど、採血・採尿があるため早目に到着。


核医学科受付へ。


プリントアウトされてある名簿があって、チェックマークを入れてもらう。



「あーハーバードさんね。今日、10ミリ飲むんじゃなかったっけ?そうやね?」


隣のおばちゃんにも確認。


「あ、そうやそうや!」


治療内容までこの人たちはちゃんと把握してる。さすがです。


「採血と採尿あるし、行ってきてくれる~?」


「はーい。いってきまーーす。」


「いってらっしゃーーーい!」



採血・採尿コーナーへ。


ここは毎度混むくせに順番があっという間に回ってくるから


そんなにストレスではない。


が、私は採血が嫌いだ。。。


血管が出にくいと言われるので、失敗される可能性大。


でも今日はすんなり行った。


でも採血の受付では


「あれ?先生からのオーダー来てないみたいよ。


悪いけど、核医学科の受付行って聞いてみて~」


「今行って来たら採血・採尿あるからここに来いって言われましたよ~」


「あれまぁ、ほんとに!?そっか、じゃあ先生の入力忘れかなあ


ちょっと問い合わせてみるね。ごめん、待ってて!」



私の担当医は学科長だし、その分野では超経験もあるし、すごい先生。


話もおもしろいし、親身になってくれるし、ほんと会いに行くのが楽しみ。


でも時々抜けてるところがある。ま、人間味があって私は好きだ。


ありえないミスはしない(と思う)けど、こういうミスとかちょっとしたことがよくある。


でも私の先生に対する信頼が落ちることは全然ない。


先生が看護師さんとかからも慕われてるのは見ていて感じるし。



で、やっぱり先生のオーダーミスだったようでしばらく待って採血・採尿。


その後、核医学科に戻る。


「おかえり~。」「あ、ハーバードさん、落ち着いたら血圧と体重はかっておいてね~」


「はーい。」


で、血圧計に向かおうとするとすぐに呼ばれた。


予約の10時よりも10分も早い。



診察室へ。


「へへへ、ごめんね~ハーバードさん、バタバタしちゃって。ごめんごめん!


オーダー入力忘れてたわ~」


やっぱりね~。でもいいでーす。



・チロナミン 今日から復活。1錠。

・チラーヂンは明日から復活。1日3錠。


という説明を受け、シンチの撮影日の確認と、結果を聞く日の確認。


撮影日は3日後の月曜日。


結果がどうであれ、4か月後からは第2子にトライしてよいとのこと。


第2子がずっとほしくて、でも病気のために1年も延期になってたからうれしい。


そして、転移している可能性はほぼないはずだし


もしあったとしても今回の治療でやっつけられるはず。



それから、今日のアイソトープ治療については


飲んだらすぐ帰ってよし。何も特に変わったことはしなくていいとのこと。


前回とえらい違いだなぁと思う。


前回は30ミリキューリ、今回は10ミリキューリ。



「じゃ、行こうか」


でアイソトープの場所?へ。


途中で先生が「スタッフオンリー」の部屋からちっちゃい「いろはす」の


ペットボトルを持ってきた。


そうだった。水をいっぱい飲むと早く放射線が体内から出ていくんだった。


靴をぬいで専用のスリッパに履き替える。


サンダルで来てたので「靴下はいた方がいいですか?」と聞くも必要ないとのこと。


はだしだったら、このスリッパに直接放射線が付いちゃう気がしたんだけど…。


今回はなんだか気楽な感じだなぁ。



で、普通の処置室みたいなところへ。


奥には入院したときにお世話になった技師さんと研修医が談笑してた。


奥の部屋から先生がカプセルを持ってくる。


いたって普通だ。防護服もない。


研修医に「やってみる?」みたいなことを言って研修医がやってきた。


で、カプセルを掌に乗せられてそれをいろはすで飲み込む。


今回は2個のカプセルを飲む。


もちろん痛くもかゆくもなんともない。


で、せっかくなので水を一気に全部飲む。喉が渇いてたからありがたい。



「じゃ、行こうか。」


えええええ?今飲んだばっかりですよ?


隔離とかないの?線量測ったりしないの?


スタスタと先生は歩いていく。


来た道を戻る。


普通に、他の患者さんや待合室前を通ってまたまた核医学科の受付前へ。


エレベーター前の椅子に座って待つように言われる。



みなさーーん、私、今、体から放射線出してますよ~!気を付けて~!


っていう気分。なんだか申し訳ないような変な気分。



その後、受付のおばちゃんがこっちへ来て


「おつかれさーーん。


じゃ、お会計してきてね。今日は採血とお薬の処方箋の分だけね。


アイソトープ治療の料金は次回払ってもらうね」


私のすぐそばで話し始めたので、一歩後ろへ下がって話を聞いた。


「気使ってくれてるん?ははは~いいのに~!ありがと!」



こんな感じで今日は終わり。あっという間でした。


早い時間だから会計もすぐに終わってびっくり。



前回とは比べものにならないくらい、楽ちん。


帰りにイオンに寄って子供服をセールでゲットし、


本屋でだいぶ時間をつぶして帰宅。


ほんとはうろうろしたらダメなんだろうけど…。


でも先生が問題なし!と言ってたので久々にゆっくりしました。



次は月曜日。シンチ撮影です。


甲状腺があったところが光っていなければセーフ。


前回はピッカーーーーン!とすばらしく光っていたので。


診療費 4,690円(アイソトープ治療の支払いは次回。今回はそれ以外)



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