「おじさんに気をつけろ!」(1989)

 

迷惑おじさんが子守りで奮闘するコメディをAmazonプライムビデオで観ました。初見。

 

 

監督・脚本はジョン・ヒューズ。予告編はコチラ

 

ボブシンディの中年夫婦には反抗期の女子高生ティア(ジーン・ルイザ・ケリー)、口の達者な8才児マイルズ(マコーレー・カルキン)、ちょっとおませな6才児のメイ​​ジー(ギャビー・ホフマン)という3人の子供たちがいます。シカゴ郊外に引っ越してきたばっかりで、ティアは母シンディに愚痴ばかりこぼしています。ある夜、シンディの父親が心臓発作を起こしたという電話が来たため、夫婦は妻の実家へ看病に行くことに。急な出来事のため、子供たちの面倒を見てくれる人が見つからず、2人は仕方なく、ボブの弟バック(ジョン・キャンディ)にベビーシッターをしてもらうことになります。定職を持たずに遊びやギャンブルに明け暮れているバックは8年越しの恋人シュニース(エイミー・マディガン)との結婚も拒み続けていて、気楽に生きることをモットーにしている親族の爪弾き者。到着早々、バックの型破りな言動に面食らう子供たち。ティアはウザいデブ中年を毛嫌いしますが、マイルズとメイジーはユーモラスなバックにすぐに懐きます。

オンボロのマイカーで学校の送り迎えをするバック。恋人になったばかりのバグとチューしているところを邪魔されたティアはバックがますますキライになります。バックは得意のボウリングに連れて行ったり、メイジーを悪く言う学校の先生に刃向かったり、彼なりに子供の世話に奮闘する日々が続きます。やがて、バックのことが気になって電話してきたシュニースに、隣に住むバツイチ女性と仲良くなってるとウソをついて、バックに仕返しをするティア。シュニースがバックの様子を見るために訪問すると、バックがその女と偶然踊っている現場を目撃。誤解してブチ切れたシュニースにフラれてしまったバックは、自由気ままに暮らしてきた生き方をちょっと反省。その後、悪友に絶対儲かると言われた競馬レースで勝負しようと思った夜、ティアがバグと週末のパーティーに出かけたことを聞いたバックは、仲間と好きなことで遊ぶ道を選ぶか、カラダ目当ての彼氏に狙われる姪っ子を救出する道を選ぶか、選択を迫られて・・・というのが大まかなあらすじ。

 

原題は「Uncle Buck」。表題通り、"バックおじさん"が主人公のコメディ。八百長競馬でひと儲けを企むような無職のダメ男だけど、ジョン・キャンディの愛くるしい風貌でイイ人に見えてしまいます。物語を動かしているのは長女のティアで、お年頃の彼女を守ろうとするバックおじさんの愛情が実を結んで、最後は仲直りするハッピーエンド。チビッ子2人の可愛さにもほっこり。次女メイジー「フィールド・オブ・ドリームス」(1989)で主人公の娘役を演じていた子役。その時の母親役は本作でバックの恋人役のエイミー・マディガン。長男マイルズは天才子役のマコーレー・カルキンジョン・キャンディとの早口でのやりとりは名場面です。子供だけの家にヘンなおじさんがやって来るという本作のシチュエーションを少し変えて、ジョン・ヒューズが別の脚本を書いたのがメガヒット作「ホーム・アローン」(1990)で、将来の活躍を予期するようにマコーレー・カルキン来訪者を警戒する場面が登場します。