「ムービング」シーズン1(2023) 第1話-第7話
親子二代にわたる超能力者の物語をDisney+で観始めました。
原作・脚本はカンフル。予告編はコチラ。シーズン1は全20話。
トンカツ屋を営む母ミヒョン(ハン・ヒョジュ)と2人で暮らすボンソク(イ・ジョンハ)は、高校3年生の最終学期に臨む小太り気味の高校3年生。うれしくなると体が浮いてしまうクセを抑えるため、バッグには大きな重りを入れて、足には重りを装着しています。ある日、働き者の父ジュウォン(リュ・スンリョン)とその一人娘ヒス(コ・ユンジョン)が引っ越してきて、いつも通学で使うバスで偶然出会います。同じクラスに転校してきたと知ってときめくボンソク。友達がいない者同士だということで話しかけてきたヒスにコーフンして、体が浮こうとする自分を必死に宥めます。気を落ち着かせる時には円周率をブツブツ唱えるのがボンソクの習慣。いつも優しく微笑みかけてくれるボンソクにヒスも好感を持っている様子で、体育大学への受験を目指して体育館で日夜トレーニングに励むシスをボンソクが自習しながら見守っているうちに、学校ではずっと一緒にいる関係になっていきます。
ヒスに片思いしている優等生のガンフン(キム・ドフン)が怪力の持ち主だったり、不適合者とみなされてグレた生徒もいたりと、彼らが通っている高校がフツーじゃないことは物語の序盤から小出しに描かれます。一方で、海外からフランク(リュ・スンボム)が現れて、複数名のターゲットを次々と暗殺。被害者はいずれも超能力を有する国家機関のOB。対するフランクも、どんな負傷もすぐ回復する超能力者です。どうやらこの町には、超能力を隠した人物が身を潜めながら暮らしていて、超能力者の受け皿になっている高校が国家機関と繋がっている模様。ボンソクの母ミヒョンも五感が異常に発達した超感覚を持っていて、ボンソクは亡き父の持っていた飛ぶ力を先天的に有しています。そして、ボンソクの能力に気づいたヒスも回復能力を持っていて、父ジュウォンも同じ能力を持っています。ということは、子供たちの能力を隠して生きている親たちも暗殺者フランクの標的となっていて・・・というのが大まかなあらすじ。
原題は「무빙」。邦題となっている"ムービング"といった意味。3年前に大評判になっていたドラマを今さら観始めています。韓国ウェブトゥーン作家の第一人者カンフルが自らの原作を脚本化。3部構成となっている第1部は超人二世代目に焦点を当てていて、非モテ少年が美少女と親密になってドキマギするティーンの青春モノがメイン。ヒスの可愛らしさが絶品で、いつも練習で流している汗のさわやかさが青春。ランニング姿をエンドレスで観ていたくなります。血生臭い要素は周辺人物の暗殺からコツコツと始めていって、じわじわと中心人物に危険が及んでいく構成。第7話では、主人公の世話焼きオカンでスッピン姿が絶品のハン・ヒョジュやフライドチキン店を営むヒスの親父役のリュ・スンリョンにも暗殺者フランクの魔の手が忍び寄ります。超能力者を養成する韓国とフランクを派遣して彼らを始末しようとする外国(アメリカ)との攻防が、このドラマの対立構図のようです。バスの運転手で出ていたチャ・テヒョンも実は・・・という展開。まだ全容が明らかになっておらず、続きが気になって仕方ないドラマです。
