可愛らしい女の子の可愛らしいお話をU-NEXTで観ました。初見。
監督・脚本はヨハンナ・ハルド。予告編はコチラ。
スウェーデンのヴィンメルビューという街が舞台。ロッタちゃん(グレテ・ハヴネショルド)は優しいパパとママ、小学生くらいの兄と姉の5人で暮らしている5歳の女の子。ブタの縫いぐるみのバムセを肌身離さず持ち歩いていて、おませなトークが持ち味。ある朝、ママとちょっとしたケンカをして家出を決意。といっても、隣のベルイおばさん(マルグレット・ヴェイヴェルス)の家に勝手にお引っ越し。ベルイおばさんに物置小屋を自由に使っていいと言われて大喜び。でも、すぐにさみしくなって、迎えに来たパパと一緒に自宅に戻ります。
なんでもできてしまうと兄や姉に自慢するロッタちゃん。ただ、兄や姉のようにスラロームだけは上手にできません。歯医者さんも大キライです。でも、クリスマスツリーが売り切れで買えなくなったパパや、ツリーがなくて泣いている兄や姉のために、クリスマスツリーを奇跡的にゲットするロッタちゃん。なんでもできることを家族にアピールできてご満悦。しばらくしてから、復活祭でプレゼントするお菓子を買えなくなって、またションボリするパパ。ここでもロッタちゃんが奇蹟を起こして・・・というのが大まかなあらすじ。
原題は「Lotta 2 Lotta flyttar hemifrån」。"ロッタちゃん、家出する。"といった意味。『長くつ下のピッピ』が有名なスウェーデンの童話作家アストリッド・リンドグレーンの原作を映画化。日本では本作が最初に公開されたようですが、こちらは続編のようです。まさに『はじめてのおつかい』の世界で、少し生意気なロッタちゃんをひたすら愛でる映画でした。隣に住んでいるベルイおばさんも愛らしいです。ロッタちゃんが住んでいる街の景色もカラフルでキュート。ただのおっさんすらもキュート。可愛かったから、1作目も観ます。大きくなったロッタちゃん役の女優さんもキレイです。
