「デンジャラス・レディ」(2022)

 

中国製セクシーアクションをWOWOWオンデマンドで観ました。

 

 

監督・脚本はリウ・バインとホウ・ソンソン。予告編はコチラ

 

アジアのT国で華僑令嬢の誘拐事件が多発。そして、中国系IT企業GWS社のサイバーセキュリティーシステム"蒼剣の盾"の開発者であるジョウ・モー(ウェイラン・チェン)が失踪。二つの事件は悪徳IT企業アルファ社の所業です。ボスのデービスは"蒼剣の盾"から得た個人情報からチョイスした華僑の大富豪の娘たちを誘拐して、巨額の身代金をせしめていました。その解決に動いたのは、GWS社が抱える特殊工作員3名リーダーのメリルチェン・ヨウ(リー・マァンマァン)メイヤー(チャン・ドン)アルファ社のアジトに潜入するも、メリルが捕まって殺されます。さらに、ジョウ・モーは失踪ではなく、"蒼剣の盾"と自分をアルファ社に売り込んで、セキュリティシステムの利権で一儲けを企んでいた裏切者であることが判明。優しかったメリルの死にショックを受けたチェン・ヨウとメイヤーはGWS社を離脱。

 

チェン・ヨウはなぜかポールダンサーに転職して、荒れた生活を送ります。と見せかけて、メイヤーと共にメリルの仇を討つ機会を狙っていました。 彼女にはアルファ社に拉致監禁されてGWS社に救出してもらった過去があります。特殊工作員養成所意地悪なライバルにイジメられたり、変装コンテストをしながら、一流工作員に成長したという回想寸劇を経て、GWS社に呼び戻された二人は、追加召集の巨乳エンジニアとジョウ・モー奪還作戦を敢行。しかし、メイヤーがアルファ社の女用心棒(ジーナ・ブラフソワ)殺されて、作戦失敗。その後、ジョウ・モーの本当の正体はアルファ社壊滅の指令を受けた凄腕諜報部員であることが判明。チェン・ヨウが再度アルファ社のアジトに乗り込んでジョウ・モーと共闘して・・・というのが大まかなあらすじ。

 

原題は「特戦行動隊」。英題は「Action team overlord flower」。アクション要素も欲しくてちょいエロ目当てのバカなおっさん向けのアクション映画。要は私向きです。主演のリー・マァンマァンの中国名は李萌萌。萌えキャラというより、クールビューティーキャラ。スタイルも良く、アクション映えするスタントも披露。ナイフ使いの女用心棒バナナを頬張るサービスあり。彼女たちの一騎打ちも見ものです。ヘタレ外人っぽかったラスボスも結構な腕っぷしで諜報部員ジョウ・モーも苦戦。しかし、チェン・ヨウとのタッグプレイで撃破。ラスボスはサーバーに落っこちて感電死。勝利したチェン・ヨウとジョウ・モーがディナーデートをして映画は終わります。最後の最後にどうでもいいサプライズもあり。68分の短尺で、接近戦のガンバトルを始めとした各種アクションを一通り楽しめる小品でございました。