「猟人日記 禁断のエロス」(2003)

 

ユアン・マクレガーが女と寝まくる映画をU-NEXTで観ました。初見。

 

 

監督はデヴィッド・マッケンジー。予告編はコチラ

 

1954年のスコットランドのグラスゴー。仕事中に若い女性の水死体を発見するジョーとレス。風来坊のジョー(ユアン・マクレガー)荷船での雑役業務をしながら、雇い主のレス(ピーター・マラン)妻エラ(ティルダ・スウィントン)、小さい子供の3人で暮らす一家と共に船上生活を送っていました。引き揚げられた女性の死が殺人事件として新聞を賑わす中、以前より気になっていたエラあの手この手で口説き落として、肉体関係を結んだジョー。その後もレスの目を盗んでは情事を重ねる二人。さらに、浜辺で昔の女キャシー(エミリー・モーティマー)とも再会して、チョメチョメするジョー。こちらの女とも交際を続けていると、河岸でSEXをしていた晩に妊娠2ヶ月だとキャシーから告げられたもんですから、ウザくなって別れようとその場を立ち去ると、走って追いかけてきたキャシーを川に突き落としてしまいます。キャシーが沈んだまま浮かび上がってこないため、パニック状態になって逃走するジョー。


冒頭で水死体で引き揚げられたのがキャシーだということが観客にも理解できた頃、エラとジョーの浮気がレスにバレます。船の所有者がエラであるため、強気に出られないレスは自ら身を引いてしまいます。ジョーを新たな夫として暮らしていこうとするエラと、身を固める気が全くないジョー。ある日、エラの妹が一時的に船で生活し始めると、さっそく関係を結ぶジョー。そのうち、船上生活に嫌気が差して、新たに見つけた下宿先の妻ともベッドインするジョー。とにかく、出会ったイイ女を片っ端からモノにするジョー。やがて、ジョーと別れた後にキャシーと交際していた既婚者の男が、キャシー殺害の容疑者として裁判にかけられます。そして、その無実な男に下された判決は死刑。なんだかいろんなことがあったなあなどと物思いに耽りながらジョーは町を去っていくのであった・・・というのが大まかなあらすじ。

 

原題は「Young Adam」。ケルアックやバロウズなどの米国のビートニク作家に影響を与えたというスコットランド出身のアレグザンダー・トロッキの同名小説が原作。作家志望の主人公ジョニーが船で働きながら、目的を見つけられずに気ままに生きている様子を、元恋人の変死にまつわる奇妙な事件を織り交ぜて描いた映画。発見した死体の謎が途中で分かるように、現在と過去をクロスして描いたトリッキーさはちょっと面白いです。陰鬱なグラスゴーの河岸の空気感と主人公のどんよりとした感情がリンクしているのでしょうが、やたらと女を惹きつけるモテモテ男の性愛描写が最大の見どころといっていいでしょう。ティルダ・スウィントンも、エミリー・モーティマーも、露わにした姿を披露。フェロモンをあまり出さない英国人女優に色気を感じてしまう自分には大好物で眼福でした。ついでに、ユアン・マクレガーも丸出しで応戦しています。文芸作品っぽくコーティングしているだけで、内容は人妻モノのAVと大差ありません。