「コブラ会」シーズン5(2022) エピソード1-5

 

シーズン5の前半戦を一気に観ました。

 

 

なかなかストーリーが進展しなかったかな。予告編はコチラ

 

自分探しのためにメキシコで父を探すミゲル(ショロ・マリデュエニャ)。そのミゲルを探しに行くジョニー(ウィリアム・ザブカ)と息子のロビー(タナー・ブキャナン)。ジョニー父子にとっては関係を修復する旅にもなりました。ミゲルは実の父と会うことができますが、想像してたんと違う人物像にガッカリ。結局、後を追ったジョニーに慰められてミゲルは帰国。空手大会で敗北を決して落ち込むサム(メアリー・モース)には冷却期間を置こうと言われて、おとなしく過ごす時間が続きます。コブラ会を脱会したロビーとの不仲は継続中。ロビーは(コブラ会に残留した)トリー(ペイトン・リスト)との恋人関係は継続中。コブラ会とミヤギ道場のメンバーの対立構造は変わらず、夏休みのプールで一触即発となってトリーとホーク(ジェイコブ・バートランド)がループスライダー対決をするなんていうティーンドラマらしい展開も。この二人は私生活でラブラブとのこと。

 

ダニエル(ラルフ・マッチオ)は大会での敗戦後、約束通りミヤギ道場を解散。ミヤギ道場に勝ったコブラ会は、クリーズを追放してコブラ会を受け継いだテリー・シルバー(トーマス・イアン・グリフィス)が財力にモノを言わせて勢力を拡大していこうとしています。シルバーの動きを怪しんで、ミヤギ道カラテの伝統を守り続けるチョーゼン(ユウジ・オクモト)を沖縄からわざわざ連れてきて助っ人を依頼。チョーゼンはコブラ会に潜入して内側からシルバーの悪事を暴く作戦に出るも、カンタンにバレてしまいます。チョーゼンは活躍するどころか、足を引っ張るだけで、いなくてもいい存在に感じます。そもそも、まだ何も悪いことをしてないシルバーを執拗に敵対視するダニエルの行動が異常だと感じますが、ダニエルがシルバー退治をあきらめた途端、逆にシルバーがダニエルを強襲して、これから事を起こすと宣言。

 

ジョニーはミゲルとロビーを仲直りさせることに奔走。穏便なやり方は全部失敗したので、最後はストリートファイト対決で強引に仲直りさせます。ミゲルの母カルメンとの交際は順調。妊娠したかもと言われて動揺するジョニー。慣れないGoogle検索で父親としてやるべきことを勉強して、貯金をすべく宅配サービス業等のギグワーカーにもチャレンジ。エピソード5になって主役の二人であるダニエルとジョニーがようやく顔を合わせます。この二人の大人気ない対立や仲直り、またケンカとワチャワチャする展開がこのシリーズの本軸だと思うので、中盤に来てやっとドラマが動き出した印象。コブラ会に残留しつつも、シルバーのことを信じ切っていないトリーが悩みを相談しに行くのが、獄中にいるクリーズ。後半に絡んできそうです。

 

昔の「ベスト・キッド」シリーズからの懐かしの出演者コーナーとして、ダニエルの宿敵マイク・バーンズ(ショーン・カナン)とダニエルの元カノジェシカ(ロビン・ライヴリー。ブレイク・ライヴリーの姉)が登場。その他では、サントリーの山崎やハモ料理で客をもてなしたり、竹鶴政孝のウィスキー蘊蓄を語ったり、日本刀をコレクションして上杉謙信が持っていた刀を所有していたり、京都人だと名乗ったチョーゼンが沖縄の方言を使っていたことで正体を見破ったりするテリー・シルバーの日本通ぶりも楽しめます。