「DEUCE/ポルノストリート in NY」(2017-2019)

 

スターチャンネルEXで、シーズン3まで全部見た。これで完結らしい。

 

 

「THE WIRE/ザ・ワイヤー 」(2002-2008)のデビッド・シモンがショーランナーの一人で参加しているだけあって、面白かった。ウィノナ・ライダー主演の「The Plot Against America」(2020-)もHBOでやってるらしいので、早く観たいところ。

 

風俗嬢、ピンプ、覗き部屋、ポルノ映画等のピンク産業全般、ゲイコミュニティ、フェミニスト、マフィア、警察、政治家などなど、1970~80年代のニューヨークの性産業界隈の群像劇。とにかく、風俗描写のリアリティが素晴らしい、ってホントにリアルなのかどうかは分からん。マギー・ギレンホールのヌードはどうでもいいといいつつ、ありがたく拝見しました。

 

全体を通して、複数の人物のストーリーラインが同時に進行していくので、物語に厚みがあり、複眼的。「THE WIRE/ザ・ワイヤー」の面白さもそこにあった。村西とおる側の話に偏っている「全裸監督」(2019)との違いかな。映像や音楽のクオリティの差もかなりあるけど。