今思い返せば、「パンをちぎって食べなさい。」と言われたのは、小学校の4年生か5年生の頃。
当時の給食では、食パンが3枚にマーガリンが1個。当然、パン一面にマーガリンを塗って口にほおばるのですが、その時に担任の小森先生が、「パンは一口にちぎって、マーガリンをつけて食べなさい。」と言われました。
当時先生は30歳前後・・・いや20代後半だったかもしれません。
今思うと、60年近くも前に、よく教えてくださったと思うのです。
もちろん、普段はジャムやバターを塗ってかぶりつくのですが、いやはやフランスパンというと、そういうわけにはいきません。ひと口大にちぎって、バターをのせていただきましょう。
あら、そのひと口・・・ちょっと大きやしませんか。
さて、ディナーメニューのオードブルです。フォアグラとブロッコリのテリーヌです。このフォアグラを、ちょいとちぎったフランスパンに乗せていただくと、美味でございます。