口呼吸をやめて鼻呼吸にする
口呼吸をやめて、バイ菌の補給路を断つ。
それだけで、アレルギー症状は改善に向かうでしょう。
ところが、ほとんどの人は気をつけないと無意識のうちに口呼吸になってしまいます。
テレビに夢中になっているとき、パソコンに向かっているとき、無意識に口が開いてりる人は多いものです。
まずは、意識して鼻呼吸をする。そこから始めましょう。
(正しい鼻呼吸のやり方)
正しい鼻呼吸はたんにたんに鼻から息を吸って吐けばいいというものではありません。
(1)背筋、首筋、骨盤を伸ばし、あごを引いて胸を張る。
口を閉じて肛門を締める。
(2)ゆっくりと鼻孔を拡大しながら、胸(肺)に空気をいっぱい取り入れる感じで大きく息を吸い、ゆっくりと鼻から息を吐く。
口はしっかり閉じて行いますが、そのとき歯をギュッとかみしめず、上下の歯の間は1ミリほど開けること。上下の歯を少し開けるのは、歯がかっちりかみ合っていると、歯に余分な力が加わり、歯が沈みこんでしまうからです。
口と同時に肛門を閉じるのも大事なことで、口を閉じても、肛門がゆるんでいると、それに連動して口もともゆるんでしまうからです。
もちろん、常にこうした姿勢で呼吸することは不可能ですが、鼻に意識を向け、ゆっくりと鼻で呼吸することを意識することです。
食事のときは、唇をきちんと閉じてかむこと、クチャクチャと音が漏れるのは口が開いている証拠ですから、唇を閉じるように意識します。
人前で意識して鼻呼吸をしても、一人になると口呼吸にもどりがちです。
テレビを見たり、雑誌や本を夢中で読んでいたり、インターネットに集中しているときなど要注意です。
問題は、寝ている間です。
日中は鼻呼吸でも、夜になると、口を開けて寝ている人、睡眠中だけ口呼吸になっている人は多いものです。
そこで、口呼吸をしないように、口に紙製のテープを貼って、強制的に口が開かないようにする方法があります。
[「口閉じテープ」で寝ている間の口呼吸を防止する}
(1)寝る前に、上下の唇を閉じた状態で、横一文字に紙制のテープを貼って、強制的に口が開かないようにする。
(2)鼻孔拡大装置などを使ってラクに鼻呼吸ができるようにしてから就寝する。
いきなり口にテープを貼って寝ると、睡眠中に息が出来なくなる危険もあるので絶対にやめて下さい。
酸素の取り込むみ量が不足すると、頭痛や筋肉痛を起こすことも考えられます。
必ず起きている間に何回か練習し、数時間口を閉じていても苦しくないこいとを確認してから行うことです。
また、くれぐれも粘着力の強いガムテープや口全体を覆うような大きなテープは使わないで下さい。
クシャミをした場合など、すぐにはずれないと、鼓膜を破ってしまう恐れがあるからです。
テープには、鼻呼吸専用のテープ(「美呼吸」テープ)もありますが、市販の医療用テープを使ってもいいでしょう。
この場合は唇のかぶれ防止にオリーブオイル等を塗っておきます。
鼻孔を拡大するのは、寝ている間、鼻から十分な酸素が取り込めるようにするためです。
口呼吸を長年続けていると、鼻をきちんと使っていないために空気の通りが悪くなり、スムーズに酸素を吸い込めなくなっているのです。
鼻呼吸を行うためには、つまった鼻の通りをよくすることも大切です。
鼻がグジュグジュしていつもつまっていては、苦しくて、つい口呼吸になってしまいます。
{,鼻を洗浄する}
(1)あお向けに寝て、0.6パーセントの生理食塩水(500ミリリットルの温水に塩3g)をスポイドなどにとり、片方の鼻に2~3滴垂らす。
(2)ティッシュペーパーで垂らした方のはなをかむ。
のどに流れてきたら、吐きだす。
(3)これを左右の鼻に一回ずつ、1日三~四回行う。
ぬるめの生理食塩水を使うのは、鼻の粘膜を刺激しないようにするためです。
鼻を強くかむと耳を痛めるので注意しましょう。
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