認知症の治療とケアは水 | 健康、医療の本からピンポイントに紹介してゆきます
認知症は水を飲めば治る

 
 人間の体の水分量は、子供で体重の75%、成人で60%、65歳以上の高齢者で50%と加齢とともに減ってゆきます。


 そして、どの年齢でも、ほんの1~2%の水が欠乏しただけで、意識障害が起こります。

 体重50キロとすると、65歳以上の高齢者の場合、水分は25キロだから、250~300cc、ペットボトル1本分にも満たない水が不足しただけで、意識がおかしくなります。

 脱水が意識障害を起こすことは、熱中症を見ても、明らかです。

 熱中症は最近は、高音多湿の屋内でも発症する急性の脱水症状です。

 意識がおかしくなり倒れることもあります。どんどん水分が不足し、死に至ることもあるのです。

 認知症は脱水症状による意識障害が関係する点で熱中症とよく似ています。

 実際、特養(特別養護老人ホーム)の患者に水を飲ませると、認知症の異常な言動が、次々と治っていきまた。

 認知症は、根底に水不足があります。

 その治療とケアは、水に始まり、水に終わります。

 一日1500ccの水を飲むこと、これが何より認知症の予防と治療になります。


    
        
 水分を多くとらせると、それこそ1日か2日で症状が消えてしまうことが多いのです。

運動すればボケは予防できる


 多くの人が、認知症は一度かかるともう治らないという誤ったイメージを抱いているが,それは医者も同じでしょう。

 だから、薬という発想しかないのです。

 せん妄や不眠など、夜に活発になる症状の原因は、ほとんど脱水によるものです。

 こういう場合、医者は統合失調症のような精神疾患と同じく、抗精神薬を処方します。

 しかし、そうするとかえって活動性が落ち、自力で水が飲めなくなってしまいます。

 必要なのは薬ではなく「水」です。

 運動に関しては、海外でも研究が進んでいます。

 アメリカのアボットという学者の研究チームは、運動可能な71歳から93歳のハワイ在住の日系アメリカ人男性2257名を対象に、一日当たりの歩く距離と5年後の認知症発症の関係を、約20年間調査しました。

追跡期間中に158名の認知症患者が確認されました。

 そして、歩く距離の最も少なかった人(一日当たり0,4km未満)を一日当たり3,2キロメートル以上歩く人と比較すると発症率が1,8倍も高いことがわかったのです。

 この調査結果は一日およそ3km、時間にして30分あるくことは、認知症の予防になることを示しています。


 
 今では認知症が運動で予防できることは世界の常識になっています。

 逆に、寝たきりになると認知症になりやすいのも、運動量が極めて少なくなるからです。




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