2月8日に前十字靭帯再建手術と

半月板縫合手術をした末っ子。

1ヶ月間の松葉杖生活を経て

2ヶ月経った現在は

ほぼ通常通りの生活に戻りました。




まだ体育の授業は受けられないし

飛んだり走ったりも無理で

階段の上り下りは必ず手すりや壁の近くを通ること

など、色々と制限はありますが

少しずつ心も体も回復していますラブラブ




振り返ってみると、怪我をした去年10月末

2日後のサンパウロの大会を控え

(🇺🇸行きの賞を狙っていた)

どん底に追い込まれ、

1ヶ月後のアルゼンチン🇦🇷大会に間に合えばいい、

も見事に裏切られ、

年末になんとか復帰したバレエでしたが

なんかやっぱりおかしいな. . . ? との

理学療法士の言葉で精密検査を受け直したら

靭帯切れてた. . . 、という。




目指していたイタリア大会🇮🇹も直前で断念しました。




バレエを離れて5ヶ月半。




実は私、

今はまだ末っ子の本当の心の内を聞けずにいます。




「この先、どうしたい?」




ここまでの大怪我をして、手術をして

バレエに復帰した人って

何人いるんだろう???

年齢的なこともあり正直本当に戻れるのか

よく分かりません。




サッカーやバスケのような

メジャーなスポーツならいくつも前例があり

トレーナーさんの経験もあるので

復帰までのトレーニングをどこまでしたらいいのかアドバイスがもらえるんですが

バレエでの前例がなく

理学療法士さんも手探り状態で頑張ってくれています。




焦るのは、

今まで毎日週5、6で通っていたバレエが

今はゼロになり

あちこちに着いたお肉を絞れるのかどうか。

もちろん技術は下りに下がっているだろうし。




. . . モヤモヤとした気持ちでずっといたんですが、





本当は、

芸術(バレエ)って本当は誰かと競うものではなく

自己表現であり、

そして、何よりも大事なのは

見てくれる人に感動を与え

忙しい日々の中、パッと異次元に入り込んだ時の

ワクワクと新鮮な気持ち、

嫌なことも忘れその瞬間だけでも

心穏やかに清々しい気持ちになれるような

それが芸術の醍醐味であると思うし

そしてバレエを通して素晴らしい芸術に触れ

ひとりの人間として成長する、

これがバレエの習い事をしている

本当の理由でもあると思ったんです。




本当はこんなに風に

すっぱりと割り切れないかもしれないけれど

こう考えていくしかないなぁと思っています。





   




今日は午後診察日でした。

順調に回復しているとのこと。




術後2ヶ月の今の時期は

動けるようになって

怪我の痛み、手術の痛みを忘れ始めて

調子に乗ってつまづいたり転んだり、と

1番危ない時期。

術後4ヶ月くらいは

走れるようになって

このくらいできるだろう、と過信する

危ない時期。

とにかく気をつけるように、と。




再建手術したネジは取り出す必要はなく

今くらいの時期から同化し始めて

最終的には2年かかるそうです。




体育の授業は8月下旬までお預けとなりました。




あれだけの大怪我をしたんだから

回復には時間がかかるのは当然のこと。

もう少しの辛抱です。