2015年に公開されたハリウッド映画に『インパクト・アース』があります。
隕石が地球に衝突する危機に見舞われ、それを回避しようと奮闘するSF映画です。
女性が「誘っているの?」というセリフを言うシーンが、ラストにあります。
隕石衝突の危機が回避され、メインの出演者のカップル、父娘などが夜空を見上げています。
夜空には、破壊された隕石の破片が大気圏で燃え尽きそうに、沢山の流れ星として見えています。
ある中年男性が、共にこの危機を闘った優秀な若い女性に質問します。
「美人で優秀だ。
是非うちの会社に君が欲しいが、どうかね?」
この女性が男性を見て言います。
「誘っているの?」
ここでの英語表現「誘う」を日本的に想像すると、
propose
という単語が思い浮かびます。
しかし、このシーンでは少し違います。女性が言うのはこれ。
"It that a proposition?"
propositionです。
日本語でプロポーズという言葉がよく使われています。
propositionという言葉がどことなく”堅い表現”に感じてしまうのは私だけでしょうか。
辞書でpropositionの意味を確認しておきます。
proposition [名詞]
1.(特に商業上の)提案、提議、計画、案
2.[+that](~という)陳述、主張
3.(商取引などで)条件の提示
4.(~な)事、仕事、問題
5.(口語)(女性への性的な)誘い
He made her a proposition.
彼は彼女に誘いかけた。
6.(数)命題、定理
この5.の意味は、正にこの映画のシーンで使われていますものです。
propositionは、「(異性に)誘いをかける」という他動詞の働きもあります。
