「とても良い!」
という意味で使う
Thumbs up
親指を立てる仕草で、よくアメリカ人などがやっています。
日本人も多くの人がやります。
私もたまに。
ところが、このジェスチャーが『真逆の意味』を持つ国があることを
あるテレビで知りました。
もう何年か前のテレビ番組です。
日本に長く住んでいいる外国の方が、日本の最先端家電などを自国に持ち帰り、祖父母や親戚にプレゼントするという設定です。
国は中東のどこかだったかと思いますが、覚えていません。
長く日本に住んでいるその国の12歳くらいの少女が、
「ウォシュレット(これは製品名ですので、違ったら申し訳ありません)」を自国に持ち帰って使ってもらおうという試みです。
その少女が一人で自分の国に旅するところから撮影されています。
確かその少女は日本語がネイティブで、自国の言葉は話せなかったと思います。
街のあるジェラート屋さんでジェラートを食べました。
そこで事件が起こります。
ジェラートがとても美味しかったようで、
その少女は、中年男性の店員に
笑顔でThumbs upしました。
すると、その店員はいきなり激怒し、文句を言った挙句に
「出ていけ!」
のようなことを言います。
何と言ったかは私も覚えていませんが、兎に角『激怒』です。
私も大変驚いた記憶があります。
「何故??」
少女は、泣き出してしまいます。
非常に可哀そうな状況です。
その時は私は知りませんでしたが、
Thumbs upが、国・地域によっては『侮蔑の意味』になるようです。
インターネット検索してみますと、次の地域ではこのような意味になるようです。
中東、西アフリカ、ブラジルを除く南アメリカ
Thumbs upがこのような意味を持っていることを知った上で、
海外では不用意に使わないように注意が必要ですね。
