よく、こう言われます。
「日本人は、間違えることが恐いから英語を話さない」
これは、
「日本人が完璧主義だから」
というような言い方をされることがあります。
このような面があることを否定はしませんが、
日本人が英語が話せないのは、「完璧主義」、「怖いから」などではないと私は考えています。
もし「怖いから話せない」ということであれば、
「間違える可能性を認識していることは分かったから、言ってごらん」
と言われれば、何かしら英文を言えることになります。
恐らく実際は、
「英語が話せない」
という人は、
「怖い」
のではなく
「どういう英語を言えば良いか分からない」
「英語が出てこない」
ということなのではないかと考えています。
つまり、
「間違えが恐いから言えない」
ではなく、それ以前に
「英文が作れない」
ということではないでしょうか。
中学、高校で英文法は一通り学びました。
それはある意味、試験に向けて暗記したようなものです。
”使う英語” を意識した勉強ではありません。
話すためには、『英作文力』が必要です。
しかし、中学・高校での授業では、私の場合英作文は全く重視されていませんでした。
教科書、問題集の各章の最後に数件の「英作文の問題」が掲載されており、それを英語化するくらいでした。
(私の時代、私の学校では)学校の勉強は『読解』がメインだったように記憶しています。
こっと、実際の会話に即したような英作文の練習があっても良かったのではないかと考えています。
それでも最近の入試試験などでは「会話」の英語が出題されていますので、最近の中高生は会話用の英作文の勉強を重ねているのかもしれません。
日本人が英語が話せない理由を、多くの人が語っています。
同じようなことが言われます。
しかし、巷で言われているその理由は、殆ど全て私には疑問です。
日本人が英語を話せない本当の理由は次です。
勉強(練習)していないから。
なぜ勉強していないかというと、しなくても問題ないからです。
少なくともこれまでは。
1979年に出版された「Japan As No.1」という書籍がベストセラーになりました。
終戦後、敗戦した日本は急成長を遂げ世界トップクラスの経済力を持つことが出来ました。
英語を話せなくとも、日本の商品、技術、文化を求めて世界中から人が集まりました。
日本は英語が話せなくても全てに問題が生じなかった訳です。
「英語は、日本語との違いが大きい」
という理由で、日本人が英語を学ぶことが海外(ドイツ、フランスなど)の国と比べて難しいと言われます。
これは正しいと思います。
第一に、語順が違います。
例えばドイツ語や中国語は英語の語順に近いと言われます。
英語と韓国語は似た語順で、英語のそれとは異なっています。
それでも、EF(Education First)の調査によると、日本人よりも韓国人の方が、順位が上位です。
つまり、韓国人の方が日本人よりも英語の勉強を頑張っていることがわかります。
いよいよ日本人も、英語を話せるように勉強し、英語で世界に情報発信をする時です。
日本人は「英語ができない理由」ばかりを議論します。
出来ない言い訳をしても始まりません。
まずは、最低限の基礎力を付けて、外国人に英語で話しかることから始めるのがよいと考えます。
