kind/nice/goodの違いは? | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

どんどん英語力がアップする勉強法を紹介するブログ

辞書『スーパーアンカー英和辞典』の見出し語、”kind” のコラムに、

「kind/nice/good の違い」が説明されています。

 

このコラムの説明を要約して紹介します。

 

【kind】は、相手のことを第一に考えて、思いやる優しさをいう。

 また、人がkindか否かを判断する時に、厳しくするべきときは厳しくする強さも含む。

 

【nice】は、人当たりが良くて快く手助けしてくれる感じの良さをいうう。

 kindより意味が軽く、砕けた語。

 子供を甘やかす親は子供にとってniceかもしれないが、kindではないと考えられる。

 

【good】は、行動規範に照らして合格で、例えば困っている人を助ける心がけの良さを言う。

 

 

 

 

 

また、別の書籍『英単語「比較」学習帳』(宝島社新書)にも、

「kind と nice はここが違う」が説明されています。

 

 

 

 

その中にこう書かれています。

 

”人が「親切、やさしい」という場合、

 kindには、主に見ず知らずの赤の他人に対して用いて下さい。”

 

”自分に関わりのある人、つまり、上司や友人にはkindではなくniceを用いるようにしましょう。”

 

この本に、例が紹介されています。

 

”例えば、電車の中で重い荷物を抱えていたら見ず知らずの人が席を譲ってくれた場合。

 この場合は、

 It's very kind of you.

 

ところが、上司が「よくしてくれる」という積りで

 My boss is very kind to me.

というと、”皮肉” の意味の「いやな上司」と言っているようにとられる恐れもあります。

 

従って、ここでは

 My boss is very nice to me.

というべきです。"