4月1日の夜に、NHKで『世界の春日プロジェクト』という番組が放映されていました。
オードリー春日さんが、1年間毎日英語を勉強して英語力がそれくらい伸びるかを紹介する内容です。
1年前の春日さんの英語力は、英語の講師を相手に単語を並べたり、ゆっくりと非常に簡単な文を言うレベルでした。
そして1年後に、アメリカのロサンゼルスに行って実際のバンバーガーレストランでバンバーガーのトッピングなどを細かく注文できるレベルになっています。
「1年で英語が話せるようになっている」と言うはまだ足りませんが、かなり自信はついて、ハンバーガーの注文程度であれば何とか対応できるように英語力が向上しています。
この様子が、英語の勉強に参考になると私は感じました。
春日さんの英語力がアップしたポイントが、主に2つあるように思います。
1.毎日、少しづつですが英語を自分で考えて言って見て、それをビデオに録画
(『毎日英作文』)
2.『チャンク』として、英語の2~3語程度のかたまり(決まり文句、熟語)、又は5~6語程度のよく使う文を覚えて使えるようにする事を心掛ける
1の様に、「自分で英作文して行ってみる」ことは英語が話せるようになるためにとても効果があります。
これが正に、私が何度も言ってきた『独り言英会話練習法』です。
この練習法を著書や講演で強く推奨していますが、それを『録画』することまでは私は言ってきませんでした。
この番組を拝見して、『録画』して、自分でそれを見直すことも効果があると気づかされました。
もう1つの、「2.チャンク」。
これは勿論重要です。
英語を話すためには「その場で英作文する」ことが必要です。
長い英文を丸暗記しても、それをそのまま実際の会話で使うことは殆ど全くありません。
「その場で英作文する」特に、かたまり(つまり「チャンク」)で使える熟語などの表現を覚えておくと非常に役に立ちます。
この春日の勉強の様子はこの4/1の番組で終わらず、これからNHKの語学番組として放映されるようですので、そちらも観てみようと思います。